混乱の中で絆を失い、少年はその身を闇に沈めた。 憎悪を胸に、怒りを手に、少年は戦い続ける。 光ある日常に背を向けて。 戦いの中、少年が出会ったのはひとりの少女。 ファルスハーツの検体として捕まった、普通の少女。 日常と非日常の狭間で翻弄される彼女に、少年は何を見るのか。 妹の面影がある彼女から、何を得るのか。 (リプレイ「Rabid Dog
Crying」より)
ダブルクロスの歴代リプレイが、新作を含めて文庫化。 1stEditionからは『ダブルクロス』最初のリプレイとなる『ドゥームズデイの魔獣』。2ndEditionからはUGNとファルスハーツに分かれたふたりの少年の物語を描く『コントラストサイド』を収録。 そして、3rdEditionからは矢野俊策による新作リプレイ「Rabid Dog Crying」を収録。 悪の組織ファルスハーツに堕ちた少年、黒須左京の現在を描く。彼は何故、ファルスハーツへと赴いたのか? 彼の行動の理由、そして願いを明らかにしていく。 本書は、『ダブルクロス』の歴史を紐解く一冊だ! |
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