『ダブルクロス The 3rd Edition』質疑応答 2024年11月28日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 (C)Shunsaku Yano (C)FarEast Amusement Research Co.,Ltd. (C)FujimiShobo ■ブリード Q:トライブリードは、自身のシンドロームやオプショナルシンドロームの「制限:120%」のエフェクトを取得できますか? A:取得可能です。 Q:トライブリードは、「制限:100%」の一般エフェクトを取得できますか? A:取得できません。 ■能力値 Q:NPCの能力値を、シンドロームから算出される値よりも低く設定できますか? A:GMが望むならば、可能です。 ■判定 ●クリティカル下限値 Q:クリティカル値が変化するエフェクトを複数組み合わせた場合、どのように処理すればよいですか? A:まず、その判定に与えるクリティカル値への修正をすべて合計してください。その後、判定に効果を発揮しているエフェクトの下限値を確認し、もっとも低いものを適用してください。 Q:《コンセントレイト》4レベルを組み合わせた判定に対し、タイタスで「クリティカル値を−1する」を使用しました。この際のクリティカル値はどうなりますか? A:タイタスの効果は、エフェクトによるクリティカル値が確定した後に適用してください。  上記の場合、《コンセントレイト》の下限値は7ですのでクリティカル値が7。その後、タイタスの効果で1下がるので6となります。  タイタスの効果によるクリティカル下限値は2ですが、それはエフェクトの組み合わせ時には適用されません。 ■エフェクト ●エフェクト全般 Q:エフェクトのレベルを任意に下げて使用することはできますか? A:できません。ただし、エフェクトの効果でレベルを下げることができる場合、その限りではありません。 Q:「射程:−」のエフェクトのみを組み合わせた場合、射程はどうなりますか? A:至近となります。 Q:武器を使用した攻撃に「射程:−」のエフェクトのみを組み合わせた場合、射程はどうなりますか? A:使用した武器の射程となります。 Q:「攻撃のダイスに+●個」とあるエフェクトは、ダメージロールにもダイスを追加しますか? A:組み合わせた攻撃の命中判定のみに適用してください。マイナスの場合も同じです。 Q:エフェクトを組み合わせた場合、効果を適用する順番はどうなりますか? A:順番が必要な場合、使用者の任意の順番で適用してください。たとえば《完全獣化》と《究極獣化》を組み合わせることも可能です。 Q:《大地の牙》と《ナーブジャック》のように、リアクションが異なるエフェクトを組み合わせた場合、どのようにリアクションを行なえばよいですか? A:リアクションを行なうキャラクターがどちらかを選択し、1回だけリアクションを行なってください。リアクション側が対決に勝利すれば、組み合わせたエフェクトすべての効果を受けなかったことになります。質問の例の場合、《大地の牙》による攻撃は命中せず、《ナーブジャック》の効果も受けません。 Q:《風の運び手》や《要の陣形》のように対象が「対象:n体」となるエフェクトを組み合わせた場合、かならずn体の対象を選択しなければなりませんか? A:n体以下の対象を選択してかまいません。 Q:《風の運び手》や《要の陣形》のように対象が「対象:n体」となるエフェクトを複数組み合わせた場合、対象の数は合計されますか? A:合計されません。組み合わせた際に、nがもっとも少ない「対象:n体」を適用してください。 Q:《幻惑の光》のように攻撃力のない攻撃を行なうエフェクトと《主の右腕》のように攻撃力を上昇させるエフェクトを組み合わせた場合、ダメージを与えることができるようになりますか? A:できません。武器を使用せず、攻撃力のないエフェクトのみで攻撃を行なう場合、ダメージを与えることはできません。ダメージを与えたい場合、《光の弓》のように攻撃力の設定されたエフェクトを組み合わせてください。武器を使用した攻撃の場合は、攻撃力のないエフェクトのみを組み合わせてもダメージを与えることは可能です。 Q:《光の手》や《コントロールソート》のように技能判定で使用する能力値が変更された場合、「技能:【精神】」のような、変更後の能力値を指定しているエフェクトは組み合わせることができますか? A:可能です。 Q:《光の手》や《コントロールソート》のように技能判定で使用する能力値が変更された場合、「技能:【肉体】」のような、変更前の能力値を指定しているエフェクトは組み合わせることができますか? A:できません。 Q:《氷壁》や《守りの弾》など、攻撃を失敗させる効果のエフェクトを使用する際、《冷気の鎌》のようなドッジやリアクションに修正を与える効果を受けますか? A:受けません。 Q:《暗黒螺旋》や《歪みの領域》のように「ガードをした際にHPダメージを与える」エフェクトを使用し、攻撃を行なったキャラクターのHPが0になる場合、どのように処理しますか? A:攻撃は命中したものとしてダメージを算出してください。攻撃のダメージと《暗黒螺旋》などのガードを行なう際にダメージを与えるエフェクトの効果は同時に適用されるものとします。 Q:バッドステータスの邪毒を与えるエフェクトを複数組み合わせた場合、ランクは合計されますか? A:合計しません。もっともランクの高い邪毒ひとつのみを適用し、他は無視してください。 Q:《ハンティングスタイル》のように、「移動中に他のエンゲージに接触しても移動を終える必要は無い」と書かれたエフェクトを使用して、エンゲージから離脱した後、別のエンゲージに直接移動することは可能ですか? A:「移動中に他のエンゲージに接触しても移動を終える必要は無い」と書かれたエフェクトを使用すれば、エンゲージからエンゲージへの移動が可能であるものとします。 Q:《虚空の陥穽》や《妖の招き》のように、「あなたのいるエンゲージへ移動させる」効果のエフェクトは、移動は離脱となりますか? A:《虚空の陥穽》や《妖の招き》による移動は離脱ではないものとします。封鎖の影響も受けません。 Q:《ポイズンフォッグ》のように射程が至近に変更するエフェクトと、《タブレット》のように射程を視界に変更するエフェクトを組み合わせた場合、射程はどうなりますか? A:エフェクトの適用順番によって射程が変更されます。《タブレット》を先に適用し、後から《ポイズンフォッグ》を適用する場合は「射程:至近」に、逆であれば「射程:視界」になります。どちらを先に適用するかはエフェクトの使用者が選択してください。 Q:素手を装備している際に《飛礫》《インスタントボム》のようなエフェクトで攻撃した場合、その攻撃は素手によるものとして扱いますか? A:素手としては扱いません。「武器の攻撃力は加算できない」とあるものは、素手を含むあらゆる武器を使用していないものとして扱います。 Q:《死神の針》《インスタントボム》のように、武器を使用しないエフェクトと「射程:武器」のエフェクトを組み合わせた場合、射程はどうなりますか? A:《死神の針》のような攻撃力を算出するエフェクトの射程を、武器の射程であるものとしてください。 Q:《ライトスピード》のように、1回のメインプロセスに複数のメジャーアクションを行なう場合、《電光石火》のように、メインプロセスの終了時にHPを失う効果はどのように適用しますか? A:メインプロセスの終了時に、1回だけ適用してください。 Q:《デビルストリング》《ゴッドウインド》のような、エフェクトを打ち消す効果で、組み合わせた判定すべてを打ち消すことはできますか? A:打ち消すことができるエフェクトは、ひとつまでです。 Q:《一閃》のように移動を行なうエフェクトを使用した際、移動する距離を0mにすることはできますか? A:可能です。ただし、移動の距離を0mにした場合、移動しなかったものとして扱います。 Q:《オーバーロード》と《デトネイトモード》を同じ武器に使用した場合、どのような処理になりますか? A:武器の攻撃力を三倍として処理をしてください。片方の効果で二倍、それをさらに二倍して四倍という計算にはならないことに注意してください。攻撃後、武器が破壊されることは変わりません。 Q:《ブラッドボム》などのダメージを与えたことで、対象のHPをさらに失わせるエフェクトでは、HPダメージの適用が終わった後でHPを失う効果が発生するのでしょうか? A:そうなります。この際、HPダメージの適用でHPが0となって戦闘不能となった場合、まずそこで《リザレクト》などの戦闘不能を回復するエフェクトを使用するかを確認します。その後、HPを失う効果を解決してください。 Q:憎悪のアージエフェクトの《ブラッドエンゲージ》や《支配者の呪詛》は、対象へのロイスがタイタスとなっている場合にも効果を受けることはできますか? A:できます。 Q:《終末の炎》のようにその効果でHPを消費するエフェクトでは、消費するHPを0点として使用することはできますか? A:できません。そのようなエフェクトを組み合わせる場合、HPを最低1点は消費してください。もし、1点も消費することができない場合、そのようなエフェクトを宣言することはできません。 ●アイテムを作成するエフェクト Q:エフェクトで作成したアイテムを、装備せずに所持品としておくことはできますか? A:可能です。 ●効果が持続するエフェクト Q:効果が持続しているエフェクトを使用した後、そのエフェクトのレベルが侵蝕率や他のエフェクトの効果で変更された場合、どうなりますか? A:変更後のレベルで、持続しているエフェクトの効果を算出し直してください。 Q:《エンジェルヴォイス》や《アドヴァイス》のように「次のメジャーアクションの判定」に効果があるエフェクトを適用されているキャラクターが、そのメジャーアクションで判定を行なわなかった場合、《エンジェルヴォイス》などの効果は失われますか? A:失われます。 ●エンジェルハイロゥ Q:《全知の欠片》で、《極大消滅波》《黒星粉砕》のように、命中判定が存在しないエフェクトにドッジが行なえますか? A:「難易度:自動成功」のエフェクトに対して、《全知の欠片》は使用できないものとします。 ●バロール Q:《魔弾の射手》で、装備している「種別:射撃」の武器の攻撃力を足すことはできますか? A:できません。選択した「種別:白兵」の武器の攻撃力のみを使用してください。 Q:《魔弾の射手》をノイマンの《マルチウェポン》と組み合わせることはできますか? A:《魔弾の射手》と《マルチウェポン》は、組み合わせて使用してもどちらかひとつしか適用できないものとします。 Q:《魔弾の射手》で選択した武器に何か効果がある場合、その効果を使用できますか? A:《魔弾の射手》で選択した武器すべての効果を適用してください。回数制限や、「同じエンゲージのキャラクターを攻撃できない」のような効果も適用されることに注意してください。たとえば、回数制限が0回となった武器は使用できません。 Q:《冥界の檻》を[離脱]に使用できますか? A:できます。 Q:HPが20以下のキャラクターが、《時間凍結》は使用できますか? A:使用後にHPが0以下になる場合、《時間凍結》は使用できません。 ●ブラックドッグ Q:《ポルターガイスト》で、回数制限が0回となっているアイテムを選択できますか。 A:選択できないものとします。 Q:《ポルターガイスト》で選択した武器に何か効果がある場合、その効果を使用できますか? A:使用できません。 ●ブラム=ストーカー  ここでは、《赤色の従者》で作成された従者を“従者”、その従者を作成した《赤色の従者》の使用者を“作成者”と記述します。 Q:《渇きの主》を組み合わせた攻撃で複数のキャラクターを対象とした場合、HPの回復量は人数分増えますか? A:増えません。《渇きの主》を組み合わせた攻撃で何体を攻撃しようと、回復するHPは[LV×4]点のみとなります。 Q:《渇きの主》を組み合わせた攻撃が命中した場合、いつHPが回復しますか? A:攻撃が命中した時点、ダメージロールの直前で回復するものとします。 Q:《赤色の従者》で従者を作成した後、作成者の《赤色の従者》のレベルが上昇した場合、従者のHPは変更されますか? A:すでに作成されている従者の現在のHPは変更されません。 Q:従者を作り出す際に、《愚者の兵装》で取得したアイテムを装備した状態で作成できますか? A:可能です。 Q:《赤色の従者》の作成者が《ペインエディター》のような「タイミング:常時」のエフェクトを取得していた場合、従者も「タイミング:常時」のエフェクトの効果を適用しますか。 A:適用します。「タイミング:常時」のエフェクトによって最大HPや能力値などが変更される場合、再計算してください。 Q:《血の絆》でシナリオ終了まで存在する従者をシーンに登場させるには、どうすればよいですか。 A:作成者と一緒にシーンへ登場させてください。GMは従者のみをシーンに登場させることを認めてもかまいません。その場合、作成者がシーンに登場した場合と同じように、作成者の侵蝕率を上昇させてください。 Q:《赤色の従者》の作成者が取得しているDロイスの効果は、従者にも適用できますか? A:従者に適用してかまいません。また、その効果を従者が使用することも可能です。ただし「制限:Dロイス」と書かれたエフェクトは従者が取得することはできません。 Q:《赤色の従者》の作成者が取得している「制限:RB」のエフェクトを、従者も取得できますか? A:できます。 Q:《血の戦馬》を使用した場合、《愚者の兵装》で取得しているアイテムを、作成者が装備したり、使用したりすることができますか? A:可能です。 Q:《血の戦馬》を使用した場合、《愚者の兵装》で取得しているアイテムを、作成者はどのように装備すればよいですか? A:《血の戦馬》を使用した際、装備してください。また、アクションを使用して装備を変更してもかまいません。 Q:《血の戦馬》を使用した作成者が、従者専用アイテム「従者の選別」の効果によって能力値が変化した場合、HP最大値や行動値などの副能力値も変化しますか? A:変更されます。ただし、現在のHPと常備化ポイント、財産ポイントは変更されないこととします。 Q:作成者が取得しているエンブレムデータを従者が使用できますか? A:従者が《智恵ある者》を取得している場合、使用できます。ただし、作成者が自身の従者にエンブレムデータのアイテムを渡す必要があります。 ●キュマイラ Q:《完全獣化》を使用した場合、すでに装備している武器や防具はどうなりますか? A:《完全獣化》を使用したキャラクターの所持品となります。 Q:攻撃に《復讐の刃》を使用した際、攻撃でHPが0となった場合、《復讐の刃》による攻撃は行なえますか? A:可能です。攻撃のダメージと《復讐の刃》のダメージは同時に適用されるものとします。 Q:《獣の王》を組み合わせた攻撃に、《氷壁》は使用できますか? A:使用できます。 Q:バッドステータスの暴走を受けているキャラクターが、《復讐の刃》を使用できますか? A:できません。暴走したキャラクターは、《復讐の刃》の効果で放棄する必要があるリアクションが行なえないためです。 Q:《フルパワーアタック》と《加速装置》のような行動値を上昇させるエフェクトを組み合わせた場合、【行動値】はどうなりますか? A:本来はエフェクトの適用順番によって効果が異なりますが、《フルパワーアタック》による【行動値】への修正は他のエフェクトよりも優先されるので0になります。 Q:《フルパワーアタック》で【行動値】が0となったキャラクターの、戦闘移動で移動できる距離はどうなりますか? A:5mとなります。 ●エグザイル Q:《イージスの盾》のような使用回数のない「タイミング:オートアクション」のエフェクトに、《デビルストリング》を使用した場合、《デビルストリング》を使用されたキャラクターは再度《イージスの盾》を使用できますか? A:できません。打ち消されたエフェクトは、同じタイミングでは再度使用できないものとします。 Q:《異形の祭典》を、攻撃を行なわないエフェクトと組み合わせることはできますか? A:できません。 Q:《ヒュドラの怒り》を使用したキャラクターが「アージエフェクト:自傷」のエフェクトを取得していた場合、暴走の処理はどうなりますか? A:エフェクトを使用した際に変異暴走の効果を適用し、バッドステータスの暴走を回復してください。 ◆《融合》  ここでは、《融合》を使用したキャラクターのことを“使用者”と呼称する。 Q:使用者が取得している「制限:n%」のエフェクトを、《融合》の対象に使用させることはできますか。 A:《融合》の対象の侵蝕率がn%以上であれば、使用可能とします。 Q:使用者が取得している「制限:ピュアブリード」や「制限:RB」のエフェクトを、《融合》の対象に使用させることはできますか。 A:できるものとします。 Q:使用者が取得しているDロイスを、《融合》で他のキャラクターに使用させることはできますか。 A:できないものとします。 Q:使用者が取得している「制限:Dロイス」のエフェクトを、《融合》で他のキャラクターに使用させることはできますか。 A:できないものとします。 Q:従者が《融合》を使用した場合、《愚者の兵装》で取得したアイテムを装備、使用できますか? A:可能です。《融合》を使用した際に、装備してください。また、アクションを使用して装備を変更してもかまいません。 Q:《融合》を《コズミックインフレーション》で対象を変更できますか? A:《融合》はあらゆる効果で対象を単体から変更できないものとします。 Q:使用者が《融合》を解除した場合、《融合》の対象が使用していた、持続しているエフェクトの効果はどうなりますか? A:《融合》が解除されたことによって、《融合》の対象が使用できなくなるエフェクトを使用していた場合、その効果は解除されます。 ●モルフェウス Q:《物質合成》で、回数制限が0回となったアイテムを選択できますか? A:できないものとします。 Q:《物質合成》で選択したアイテムの効果はどうなりますか? A:選択したアイテムすべての効果を適用してください。回数制限や、「同じエンゲージのキャラクターを攻撃できない」のような効果も適用されることに注意してください。 Q:《物質合成》で選択したアイテムふたつに、それぞれ使用回数制限がついていた場合、どのように処理すればよいですか? A:双方同時に適用してください。「1シナリオに3回」使用できる武器と、「1シーンに1回」使用できる武器を合成した場合、「1シーンに1回、1シナリオに3回使用できる武器」になります。ただし、「1シナリオに3回」と「1シナリオに1回」のように同じ時間単位の回数制限がかかっていた場合、より小さい方を適用してください。この場合、「1シナリオに1回」となります。 Q:《物質合成》で選択したアイテムふたつに、それぞれマイナーアクションを使った効果がついていた場合、それらは同時に使用できますか? A:できません。「マイナーアクションで〈射撃〉の達成値を上げる」効果と、「マイナーアクションで攻撃の対象を範囲(選択)にする」効果の武器を合成した場合、装備しているキャラクターはマイナーアクションを使用して、どちらか片方の効果を得ることを選択できます。 Q:素手と別の武器を選択した《物質合成》で作成されたアイテムは、素手として扱われますか? A:素手としては扱いません。 Q:《ダブルクリエイト》に《インフィニティウェポン》と《ハンドレッドガンズ》などを組み合わせて、それぞれの武器をふたつずつ作成することはできますか? A:可能です。 Q:《ギガンティックモード》は、《インスタントボム》などを使用していて武器をひとつも装備していない状態でも使用することはできますか? A:可能です。 ●ノイマン Q:《守りの弾》は、「技能:〈射撃〉」の武器を装備していなくても使用できますか? A:使用できないものとします。 Q:《カウンター》を使用した際、《ギガンティックモード》など対象を変更するエフェクトを組み合わせた場合、どのように処理するのでしょうか? A:対象は変更できないものとします。《カウンター》は、自分に攻撃を行なったキャラクターのみを攻撃の対象にできるものとします。 Q:《ラストアクション》によるメインプロセスの間に、この《ラストアクション》の使用したキャラクターの戦闘不能やHPを回復することはできますか。 A:HPを回復することは可能ですが、《ラストアクション》によるメインプロセスの間、《ラストアクション》の使用したキャラクターは戦闘不能は適用されていないため、戦闘不能を回復できません。また、HPを回復しても、《ラストアクション》によるメインプロセスの終了時に戦闘不能が適用され、HPも0となります。 Q:《マルチウェポン》や《ヴァリアブルウェポン》を組み合わせた攻撃で、使用した武器に特殊な効果がある場合、その武器の効果を適用できますか? A:《マルチウェポン》や《ヴァリアブルウェポン》で使用した武器すべての効果を適用してください。回数制限や、「同じエンゲージのキャラクターを攻撃できない」のような効果もそれぞれ適用されることに注意してください。 Q:アンチマテリアルライフルのように、「この武器を装備している間、他の武器は装備できない」と書かれた武器を《ヴァリアブルウェポン》で使用できますか? A:できないものとします。ただし《パワーアーム》など、「この武器を装備している間、他の武器は装備できない」という効果を打ち消すエフェクトを取得している場合、使用できるものとします。 Q:チェーンガンのように、装備に条件のあるアイテムを《ヴァリアブルウェポン》で使用できますか? A:装備するアイテムの条件を満たしていれば使用可能です。 Q:《マルチウェポン》や《ヴァリアブルウェポン》で素手を装備していた場合、「素手でのみ使用可能」というエフェクトを使用できますか? A:できません。 Q:〈白兵〉を指定している《コンバットシステム》を取得したキャラクターが、別のエフェクトとして〈射撃〉を指定した《コンバットシステム》を取得できますか? A:できません。 Q:《ラストアクション》は未行動でなければ使用できませんか? A:戦闘不能になる前の状態が未行動でも行動済みでも《ラストアクション》は使用できます。 Q:未行動のキャラクターが《ラストアクション》を使用した後、行動済みになりますか? A:なりません。 Q:《ブラッドバーン》を使用したメインプロセスで、《ラストアクション》を使用された場合、《ブラッドバーン》によってHPを失うのは《ラストアクション》によるメインプロセスの終了時ですか? A:いいえ。《ラストアクション》によるメインプロセスではなく、《ブラッドバーン》を使用したキャラクターのメインプロセスが終了した際に、HPを失ってください。 ●オルクス Q:《ハンドリング》を使用してシーンに登場した場合、シーン登場による侵蝕率の上昇は行ないますか? A:《ハンドリング》による登場でも、侵蝕率の上昇を行なうものとします。 Q:《ナーブジャック》によって行動済みのキャラクターにメジャーアクションを行なわせることはできますか? A:可能です。 Q:《ナーブジャック》を未行動のキャラクターに使用した場合、その未行動のキャラクターは行動済みになりますか? A:なりません。 ●サラマンダー Q:《極大消滅波》のダメージにカバーリングは可能ですか? A:可能です。ただし、《極大消滅波》にはリアクションできないため、カバーリングをしてもガードを行なうことはできません。 Q:《災厄の炎》に対して《孤独の魔眼》などのエフェクトで対象を変更することはできますか? A:可能です。《災厄の炎》の「このエフェクトの対象、射程は変更できない」は、組み合わせによって変更されないという意味と考えてください。 >>NEW Q:《災厄の炎》と《インフェルノ》のように、対象をそれぞれ範囲(選択)と単体から変更できないエフェクト同士を組み合わせることはできますか? A:できません。組み合わせた結果、対象や射程に矛盾が生じるような組み合わせは行なえないものとして処理してください。 >> ●ソラリス Q:《オーバードーズ》を組み合わせたエフェクトの効果が持続する場合、どう処理すればよいでしょうか? A:《オーバードーズ》の効果はそのメインプロセスの終了までです。そのため、メインプロセスの終了後も持続するエフェクトの効果は《オーバードーズ》を適用していないものとして算出してください。 Q:《帰還の声》で、まだ使用していないエフェクトの使用回数制限を増やすことはできますか? A:できません。 Q:《加速する刻》のように、使用回数制限が複数あるエフェクトに《帰還の声》を使用した場合、どうなりますか? A:エフェクトが持つ、すべての使用回数制限が1回分ずつ回復します。 ●ウロボロス Q:従者を作り出したキャラクターに《散滅の腕》を使用した場合、作り出した従者はすべて消滅しますか? A:消滅しません。 Q:《インフィニティウェポン》のように、アイテムを作り出すエフェクトを使用したキャラクターに《散滅の腕》を使用した場合、作り出したアイテムは消滅しますか? A:消滅しません。《散滅の腕》でエフェクトによって作成されたアイテムは消滅しないものとします。 ●アザトース Q:《理外の一撃》に対するドッジを、《神の眼》を用いて〈知覚〉に変更できますか? A:いいえ。《理外の一撃》に対するドッジは必ず〈意志〉で行なう必要があります。 Q:《破滅への誘い》で対象は何メートル移動しますか? A:戦闘中であれば、可能な限り使用者に対してエンゲージ可能な距離を移動するものとします。それがどのような移動を 行なうか、非戦闘時に何が起きるかはGMが判断してください。 Q:戦闘中に《星間飛行》を用いた場合、PCは何メートル移動しますか? A:あらゆるイージーエフェクトがそうであるように、GMの判断に委ねられます。GMは戦闘中に用いることができないとしても構いませんし、シーンから退場するものとしても構いません。または、何らかの条件(たとえば敵対者のいるエンゲージでは用いられないとする)などしてもよいでしょう。 ●一般エフェクト Q:《コンセントレイト》や《リフレックス》のように、選択したシンドロームのエフェクトとして扱う一般エフェクトは、ブリードによる最大レベルの修正を受けますか? A:受けません。 Q:《ハイリザレクト》を取得しているキャラクターが《リザレクト》でHPを回復した場合、《リザレクト》で上昇する侵蝕率も増加しますか? A:増加しません。《リザレクト》で回復した分のみ、侵蝕率を上昇させてください。 ■アイテム Q:ウェポンケースで選択するアイテムは、取得時に持っているアイテムでなくてはなりませんか? A:GMが認めれば、選択するアイテムを入れ替えてかまいません。戦闘中の場合、メジャーアクションを使用するものとします。 Q:PDWで攻撃の対象を「範囲(選択)」に変更した後、「対象:単体」のエフェクトを使用しました。攻撃の対象はどうなりますか? A:「対象:単体」になります。アイテムの効果よりエフェクトの組み合わせルールを優先してください。ただしエフェクトを組み合わせた結果、「対象:−」だった場合のみアイテムの効果を優先します。 Q:チェーンガンのように、搭乗状態のみ装備や使用ができる武器を、同乗状態のキャラクターが使用できますか? A:できません。ただし、GMが認めれば可能とします。 Q:武器の効果で【行動値】が減少する際、修正後に0未満になっても装備できますか? A:できません。武器を装備することで【行動値】が0未満になる場合、装備できないものとします。 Q:《サイバーアーム》や「完全義体」のような、常に素手のデータを変更するアイテムの効果を受けているキャラクターが、《破壊の爪》のような素手のデータを変更するエフェクトを使用した場合、素手のデータはどうなりますか? A:後から使用した、素手のデータを変更するエフェクトの効果のみを適用してください。この際、アイテムの効果は失われます。 Q:「コネ:警察幹部」を使用した判定に、「コネ:警察OB」を使用して振り直すことはできますか? A:できません。 Q:「原初の混沌」や「ハイキャッスル」などの効果で武器や防具、ヴィークルを入手した場合、即座に装備したり搭乗状態になることができますか? A:可能です。 Q:〈運転〉技能や《ヘヴィギャロップ》を使用してヴィークルで攻撃した場合、攻撃に使用した武器を参照するデータはどのように処理を行えばよいですか? A:ヴィークルで攻撃を行なった場合、使用したヴィークルを武器として処理を行なってください。たとえば、もし《ギガンティックモード》を組み合わせていた場合、攻撃後にヴィークルは破壊されます。 ■ユニークアイテム Q:ユニークアイテム「Bランク:サポーター」を取得しているキャラクターが《リザレクト》でHPを回復した場合、《リザレクト》で上昇する侵蝕率も増加しますか? A:増加しません。《リザレクト》で回復した分のみ、侵蝕率を上昇させてください。 Q:リニアヴィークルによる〈RC〉を使用した白兵攻撃に、《雷の槍》のような射撃攻撃を行なうエフェクトを組み合わせることはできますか? A:できません。 Q:『エフェクトアーカイブ』を導入した場合、錬金秘本の効果はどうなりますか? A:錬金秘本の効果の「+[LV×3]から+[LV×5]に変更される」を、「+[LV×10]から+[LV×15]に変更される」に変換してください。 ■エンブレムデータ Q:エンブレムデータ“最強の一振り”で選択した武器を複数装備した場合、武器の攻撃力はどうなりますか? A:装備しているすべての武器の攻撃力を修正してください。 Q:暴走剣を装備したキャラクターが、自傷のアージエフェクトを持っていた場合、どのように処理すればよいですか? A:装備した際に変異暴走の効果を適用し、バッドステータスの暴走を回復してください。以降、暴走剣によるバッドステータスの暴走は、もう一度暴走剣を装備するまで受けません。 ■カスタマイズアイテム Q:カスタマイズアイテムの効果でエフェクトアイテムを指定した際、《ダブルクリエイト》などで改造元アイテムを複数作成する場合、“エンチャント”などの効果をそれぞれに適用することはできますか? A:できません。そのような場合、作成したアイテムのうちひとつを選択してカスタマイズアイテムの効果を適用してください。ただし、GMは“デコ”のようなデータ上の効果が存在しないものについてはすべてのアイテムに効果を適用することを認めても構いません。 Q:カスタマイズアイテムの効果でエフェクトアイテムを指定した場合、“エピック”の効果は武器を複数作成したり、新たに作成したりした場合、その武器ごとに使用できますか? A:できません。“エピック”のように使用回数に制限のあるものは、作成したエフェクトアイテム全体で使用回数制限を共有するものとして処理してください。 ■キャラクターの成長 Q:能力値を0から1に成長させる場合、経験点は何点必要ですか? A:10点とします。 Q:エフェクトの新規取得によって侵蝕率基本値が上昇するエフェクトをメインプレイ中に取得した場合、侵蝕率の現在の値も上昇しますか? A:現在の侵蝕率も増加するものとします。 ■戦闘 Q:装甲値やガード値は0未満になりますか? A:なりません。装甲値やガード値は、0未満にならないものとします。 Q:ジュラルミンシールドと拳銃のように、「種別:白兵」と「種別:射撃」の武器を同時に装備していた場合、命中判定の修正はどうなりますか? A:装備している武器の命中判定への修正は、すべて合計してください。 Q:硬直などで全力移動や戦闘移動が行なえない場合、エンゲージからの離脱で移動は可能ですか? A:できません。戦闘移動と全力移動が両方とも行なえない場合、離脱も行なえないものとします。 Q:《鋼の馬》《エースドライバー》を組み合わせた判定で、ドッジを行なえますか? A:できません。 ■バッドステータス Q:邪毒を受けているキャラクターが、別の邪毒を受けた場合、どうなりますか? A:もっともランクの高い邪毒ひとつのみを適用し、他の効果は無視してください。 Q:憎悪を受けているキャラクターが、憎悪の対象を含むように、「対象:範囲(選択)」や「対象:シーン(選択)」の攻撃を行なってもよいのでしょうか? A:可能です。 ■スポットルール ●隠密状態 Q:隠密状態でマイナーアクションやメジャーアクションを行なった場合、具体的にはいつ隠密状態が解除されますか? A:アクションの処理を行なった後、隠密状態を解除してください。 ●搭乗状態 Q:ヴィークルに搭乗状態のキャラクターが、〈運転:●●〉でドッジを行なえますか? A:できません。 ●飛行状態 Q:飛行状態のキャラクターが、飛行状態ではないキャラクターのいるエンゲージから離脱を行なった際、別のエンゲージに移動できますか? A:できません。 ●魔術 Q:魔術ロールは判定に含まれますか? A:いいえ。あらゆる判定としては扱いません。独立した処理として扱います。 Q:魔術をエフェクトと組み合わせて使用できますか? A:いいえ。あらゆる魔術は戦闘移動や[タイミング:マイナーアクション]で使用するエフェクトと同時に使用することはできません。ただし、《クイックモーション》や《メカニカルアクション》などの「マイナーアクションで行なえる、エフェクト以外の行動を行わせる」効果による追加の行動で魔術を使用することは可能です。 ●恐怖判定 Q:クライマックスフェイズで恐怖判定を行なった場合でも、別途衝動判定を行なう必要がありますか? A:いいえ。恐怖判定は衝動判定の一種なので衝動判定を行なう必要はありません。 ■Dロイス Q:「Dロイス:超血統」を取得したキャラクターが、《リザレクト》《ワーディング》《コンセントレイト》《リフレックス》以外の一般エフェクトをDロイスの取得前に取得していた場合、使用できますか? A:使用できないものとします。 Q:「Dロイス:古代種」の《フラットシフト》や「Dロイス:調和者」で、エフェクトの効果本文に書かれた侵蝕値の上昇も0にできますか? A:できません。《フラットシフト》や「Dロイス:調和者」はエフェクトの項目である「侵蝕値:●」と書かれた数字のみを0にします。 Q:「Dロイス:亜純血」を取得したキャラクターが、その効果で選択しなかったシンドロームの「制限:100%」のエフェクトをDロイスの取得前に取得していた場合、使用できますか? A:使用できないものとします。 Q:「Dロイス:野獣本能」を取得したキャラクターが、「タイミング:マイナーアクション」のキュマイラのエフェクトを「タイミング:セットアッププロセス」として使用した場合、他の「タイミング:セットアッププロセス」のエフェクトと組み合わせることができますか? A:技能など、組み合わせの条件を満たしていれば可能です。この時、複数の「タイミング:マイナーアクション」のキュマイラのエフェクトを「タイミング:セットアッププロセス」として組み合わせてもかまいません。 Q:「Dロイス:野獣本能」の効果でキュマイラのエフェクトを複数組み合わせた場合、「Dロイス:野獣本能」による侵蝕率の上昇は、どのように処理しますか? A:組み合わせの処理を終えた後、1回だけ適用してください。つまり、複数のキュマイラのエフェクトを組み合わせても、「Dロイス:野獣本能」による侵蝕率の上昇は1回しか行ないません。 Q:「Dロイス:装着者」で取得したアイテムを、プリプレイに変更できますか? A:できません。ただし、GMが認めれば変更可能とします。 Q:《異常耐性》のようなバッドステータスを受けないエフェクトやアイテムを取得しているキャラクターに、「Dロイス:裁定者」を使用した場合、どうなりますか? A:効果を受けます。 Q:「Dロイス:裁定者」を《究極存在》のようなEロイスを取得しているキャラクターに使用した場合、どうなりますか? A:効果を受けません。 Q:「Dロイス:神速の担い手」の《スピードスター》の効果では、このエフェクトを使用した時と攻撃を行なった時、どちらの時点の【行動値】を参照するのでしょうか? A:《スピードスター》を使用した時点での【行動値】を参照します。