イラスト:石田ヒロユキ
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日常ホラーRPG スクリームハイスクール サプリメント
ハイスクール・オブ・ザ・リビングデッド
ISBN978-4-86224-276-1
定価:本体2700円(税別)
著者:遠藤卓司/F.E.A.R.
表紙イラスト:石田ヒロユキ
発行:有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
この恐怖から生き延びることができるか!?
日常ホラーRPG『スクリームハイスクール』に、新たなサプリメントが登場。
本作のテーマは“ゾンビ”。
様々なゾンビホラーを楽しむためのデータとルールが掲載されている。
特に注目して欲しいのはタイプの違う3つのゾンビシナリオとそれを表現するためのステージだ。
このセクションでは、本書で追加されたさまざまなルールと、特技、サンプルキャラクター、アイテムなどの追加データを掲載している。
本書で追加されるサンプルキャラクターは以下の通り。
●オカルト動画投稿者
動画投稿者としてさまざまな動画を動画サイトにアップしているが、これといった手応えを得られていない、そんなマイナー配信者。
●高校生アイドル
アイドルとして芸能活動を行なっている高校生。アイドルとしての設定で宇宙人を名乗っている。
●オカルトハンター
リアリストのジャーナリスト。心霊現象やUMAなどオカルト的な事象には嘘があると考え、真実を求めてあらゆる状況に首を突っ込んでいく。
●オカルト探偵
ハードボイルド嗜好の食い詰めた探偵。オカルト関連の依頼を受けるうちにそれ専門の扱いとなってしまった。
●運動愛好家
運動が好きで、楽しんでいるがプロ志向や競技志向は強くないという一般的なスポーツマン。
このセクションでは、本書で追加されたステージについて記述している。
『スクリームハイスクール』で紹介された空見市にこのステージという新しいセッティングと設定を付け加えることで、特定のシナリオの舞台としてより特化した運用が可能になる。
今回は、テーマであるゾンビホラーを表現するためのステージを3つ提供する。
●恐怖の家(ハウス・オブ・テラー)
ゾンビによって森の一軒家に閉じ込められた人間たちが、決死の脱出を目指すコンセプトのステージ。
●屍体商店街(デッドモール)
ゾンビによって巨大ショッピングモールに閉じ込められた人間たちが、ゾンビ発生の謎を解き、生き残るために奮闘するコンセプトのステージ。
●異界学校(ドリフターズ・オブ・ザ・デッド)
ゾンビだらけの異世界に学校ごと転移した人間たちが、協力しながら、封印された魔神を討つのがコンセプトのステージ。
このセクションでは、『スクリームハイスクール』のGMとして遊ぶ場合の解説をしている。
また、エネミーデータを追加している。
このセクションでは、本書掲載のステージ設定を用いたシナリオを3本掲載している。
シナリオ1:終末を待たずに
(本シナリオは、ステージ「恐怖の家」を使用したシナリオである)
キミたちは森のなかを走っている。
森のなかに佇む墓地の近くで、突然うごめく死者の群れに襲われたのだ。
たどり着くのは、森の奥に佇む一軒の家。
この頼りない最後の砦で、決死のサバイバルが始まる。
シナリオ2:デッドモールAOZORA
(本シナリオは、ステージ「屍体商店街」を使用したシナリオである)
平和な休日のショッピングモールは一瞬にして惨劇の舞台と化した!
迫り来るゾンビ。溢れかえるゾンビ。どっちを向いてもゾンビ。
なぜ? どうして?
唯一確かな情報は、ここで死んだらゾンビたちの仲間入りってこと。
「Survie or Zonbie」
キミはどっちだ?
シナリオ3:アフター・スクール・オブ・ザ・ブレイバーズ
(本シナリオは、ステージ「異界学校」を使用したシナリオである)
終業式が終わり、旧校舎の掃除のために集められたキミたち。
しかし、地響きと共に視界が暗転。キミたちが気付くと外はゾンビ溢れる異世界だった。
選ばれし勇者たちよ、今こそ姫の願いを叶えるために魔神へと挑むのだ!
それだけが唯一、元の世界へ戻るための方法なのだから…… |
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