【スターズエンド】新データ、新ルール

スターズエンド
 スペースオペラRPG『エイジ・オブ・ギャラクシー』最初のサプリメントである『スターズエンド』では、新しいサンプルキャラクター、新しいクラスに加え、既存のクラス向けのデータを用意しています。

■新クラス
『スターズエンド』では、6種類のクラスを追加しています。今回はその新クラスを中心に紹介していきます。

●芸術家(アーティスト)
 歌や踊り、絵画やさまざまな技芸で身を立てている人々を表わすクラスです。
 芸術家の中にはいわゆる旅芸人や吟遊詩人のように星々を渡って、創作活動を行なっている者もいます。超光速通信を持たない『エイジ・オブ・ギャラクシー』銀河の人々は他星系のニュースをリアルタイムで得ることはできません。その間隙を埋めるのが、旅する芸術家というわけです。
 芸術家の特技は、その芸を介して他者を支援し励ますものが多く用意されています。
◆月(アルテミス)
 芸術家の持つ星の加護は《月》です。他のキャラクターの魂を鼓舞して、追加の攻撃や移動などを行なえるようにする加護です。

●武芸者(アスリート)
 刀剣やブラスターのような個人武装を扱う達人戦闘者、それが武芸者です。艤装によって個人的な戦闘能力は宇宙船の力にも大きく依存するようになりました。しかし、宇宙は広いものです。この銀河には、生身で宇宙船と渡り合う無双の剣豪や戦闘者が存在しています。それが武芸者です。
 武芸者の特技は、個人武装を縦横無尽に操って、戦うものです。個人としての戦闘技芸において、武芸者を超える者はいないでしょう。
◆冥王星(ハデス)
 武芸者の持つ星の加護は《冥王星》です。肉を斬らせて骨を断つ、受けたダメージを敵手に返す加護です。

●指揮官(コマンダー)
 リーダーシップをとり、集団を指揮する者たち。それが指揮官です。彼らは仲間を率いて、戦場を駆け、敵を倒すために適切な指示を出す力を持つ戦術家です。
 指揮官の特技はまさにその名のとおり、戦場を支配し、仲間を助け、適切な攻撃を行なわせるものです。彼らは個人ではなく部隊、チームで戦います。
◆水星(ヘルメス)
 指揮官の持つ星の加護は《水星》です。星の加護の使用可能回数を追加する加護です。

●技術者(テクノロジスト)
 銀河にはさまざまな技術が存在しています。技術者の技術力と知識は銀河大航海時代の一般的な技術を遥かに超えています。ですが、それをさらに凌駕するのが地球の技術をはじめとした“失われた技術(ロストテクノロジー)”の数々です。技術者たちは銀河に点在するさまざまな技術やその産物から力を引き出すことができるのです。
 技術者の特技はアイテムを強化したり、宇宙船を強化するものが用意されています。
◆水星(ヘルメス)
 技術者の持つ星の加護は《水星》です。星の加護の使用可能回数を追加する加護です。

●呪紋使い(ルーンマスター)
 呪法教国の呪法のひとつ“呪紋”。それは力ある紋章を刻むことで、さまざまな力を付与するというものです。もちろん、ただ刻んだだけではそれは単なるオカルト的なマークでしかない。そこには呪法教国で学ぶ技術と知識が必要になります。呪紋使いは、そういった力と知識、技術を学んだ人々です。
◆小惑星帯(アステロイドベルト)
 呪紋使いの持つ星の加護は《小惑星帯》です。小惑星たちの力を借りて、敵を打ち倒す加護です。

●鬼人(ワンダラー)
 鬼人は、宇宙を放浪する傭兵種族です。彼らはその恵まれた体躯と膂力で、銀河で強力な存在として認識されています。
 鬼人たちは造物主(メイカー)と呼ばれる上位存在に戦闘ユニットとして創造されたと考えています。彼らが宇宙を放浪するのはその造物主の情報を求めてのことでもあるのです。
◆ほうき星
 鬼人の持つ星の加護は《ほうき星》です。敵の頭上に星を落す加護です。

■まとめ
 これらの新しいクラス、そして加護を持った資格者で銀河大航海時代(エイジ・オブ・ギャラクシー)に漕ぎ出そう。