『ひねもすTRPG用語集』
 第6話:ゲームの参加者

ひねもす扉
ひねもすTRPG用語集06第6話:
ゲームの参加者

筧:まずは、左の四コマから読んでくれ! この解説記事は、四コマを読んだ前提で、書かれいるからな!

 ……ご覧になりましたか?

トラ:ところで、僕は誰でしょう?

 …………。
 なんだか、今回の4コマでは『TRPG用語集』では見たことがないキャラクターも登場してますね。
 なにはともあれ、続きをどうぞ。

小野:というわけで、今回は『ゲームの参加者』に関するお話だ。
泉:あの……その前に。
筧:ひとり紹介する必要があるヤツがいるよな。
トラ:読者の皆さん、はじめまして! 僕の名前は、内嶺竜虎(うちみね・りゅうこ)。『ゲーマーズ・フィールド』で連載中の『ひねもすTRPG日和』では、「19-3」から登場したTRPG部の部員です。よろしくね。
郡司:ああ……なかなか印象的な登場だったな。
泉:「未亡人が好き」なんて言ってましたね。
小野:「人の不幸を見るのが好き」だとも言っていたかな。
郡司:声色で俺そっくりの声を出してみたり……。
トラ:そんなことを言われると、まるで僕が変な人みたいじゃない?(笑)
郡司:事実だろう。
トラ:正確に言うと「ゲーム内で、そういう悲劇的なシチュエーションを見る」のが好きなだけで、現実世界の不幸を見て楽しむってわけじゃないんだ。
郡司:ま……登場回では、そんなことも言っていたな。
トラ:そうそう「変な人」ではなく、「変な趣味の人」と思ってほしいね。
郡司:…………。
泉:……フォローになってない気がします。
筧:ま、こう見えて、GMは上手かったりするんだぜ?
トラ:そうそう。僕はTRPG部に欠かせない人材なんだ。
小野:自分で言うな(笑)。では、本題に入ろう。「ゲームの参加者」だな。
郡司:4コマであったように、ゲームマスター(GM)と、プレイヤーの2種類があることは分かった。実際に遊んだ時もGMが、ゲームを進行させ、プレイヤーがそれに応じて行動をしていったな。
泉:ですね。プレイヤーが、基本的にひとり1キャラクターを担当します。
小野:対してGMは、シナリオ全体を把握し、プレイヤーの行動をジャッジしていくわけだ。
郡司:だから“神”なんて呼ばれりもするわけか……。
トラ:だけど「我をあがめよ」と、いっても、誰もありがたがってはくれないよ?
小野:当たり前だろ!!(笑) ゲームマスターは、PCの行動をフェアに判定し、ゲームの進行を適切に管理するのが役割だ。決して、プレイヤーに崇拝されることが目的なんかではないからな。
筧:そうそう。アキは、どっちかというと、皆に気を遣いまくりなぐらいだからな(笑)。
泉:小野君のGMは癒やされます。
小野:それは……喜んでいいのか?
郡司:(少し考えて)……GMは、まさにゲームの管理役なんだな。……しかし、だとするとGMだけ、かなり大変なんじゃないか?
筧:ま、そうではあるんだけど、GMにはGMでしか味わえない、楽しみがあるんだ。
泉:あ、それはわかります!
郡司:へぇ。
トラ:そのあたりは話すと長くなるから、GMとプレイヤーそれぞれについて、個別に説明していたほうがいいんじゃない?
小野:そうだな。次回以降に順次説明させてもらうことにしよう。
筧:とりあえず、今回は「プレイヤーはひとり1キャラクターを担当して遊ぶ」「GMはゲームの管理者」とだけ覚えてくれればOKだ。
郡司:まとめると、すごくあっさりしてるが……とりあえず理解した。


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