『グラウンド・オブ・ヴァラー』異種族、続々! その1

 さて、12月下旬に発売の『ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネイション サプリメント グラウンド・オブ・ヴァラー』。
 そろそろ各所で販売が始まっているかと思います。

『リインカーネイション』のサプリメント第1弾となる本書では、追加ルールやデータはもちろんのこと、なんと言っても異種族のデータが豊富に掲載されています。
 基本ルールブック掲載の2種、旧版に収録されていた8種、そして本書で追加となる2種。
 本書を導入することで合計12種類の異種族で『リインカーネイション』を遊ぶことができるようになるのです。
 また、それら12種類の異種族のイラストは、全てメインイラストレーターの田口順子先生による入魂の描き下ろしで収録されています。

 そこで、ここではその12種類の異種族を紹介していこうと思います。
 もちろん、田口先生のイラスト付きですよ。

 それでは、まずは6種類……。


●獣人族(ウルフェン)
獣人族
『そは獣。救わざれし呪いの運命から解き放たれるがため、刃となる』
 獣人族は、人の姿と狼に似た獣の姿を持った種族です。
 人間形態、人狼形態、狼形態の3つの形態を取ることができます。
 獣の恵まれた力を持っており、例えば両手で振るうような剣も、短剣のように扱うことができます。

●森人族(エルフ)
森人族
『ゆるやかな滅びの流れの中で生きる、美しく儚げな不死の種族』
 妖精を思わせる可憐な容姿を持った種族です。
 その肉体は柔らかな霊質でできており、老いることも死することもありません。
 しかし、彼らの住む森は既に滅び、多くの森人族は人間の都市で暮らしています。


 この、獣人族と森人族のふたつは、基本ルールブックに記載された種族になります。
 続いて、旧版に記載されていた8種族のうち、3種族を紹介します……。

●樹人族(エント)
樹人族
『深い叡智と恐るべき力を持ち、森を守り、木々と生きる緑の騎士』
 森の主とも言える巨木の側に佇む緑の騎士。
 一見、人間に見えなくもない種族の者と、動く樹木そのものという種族の者がいます。
 ほとんどのエントは生涯を森から出ることはなく過ごし、その生態は謎に包まれています。

●猫人族(カヴィーナス)
猫人族
『群れることなく、留まることなく、自由に放浪する気ままな猫』
 猫によく似た種族、いわゆる二足歩行の猫。
 ハイデルランドでは、愛玩、観賞のために人間たちと共同生活をしていることが多いです。
 人間に交わって生活してるため知能は高く、中には魔法に優れた者もいます。

●白鳥人族(ヴァルフェー)
白鳥人族
『魔神の僕たる美しき女性たち。戦士に栄光と死をもたらす』
 魔神アーグリフによって作られた“闇の眷属”。美しい女性の姿を取り、勇者を導く乙女として知られる。
 基本的にプレイヤーは真教に帰依し、刻まれし者となったヴァルフェーをプレイすることになります。


 最後に、本書『グラウンド・オブ・ヴァラー』で追加されている2種族のひとつを紹介しましょう!

●蛇人族(ラガルート)
蛇人族
『冷たき眼と血潮にて戦い続ける、鱗持つ闇の眷属』
 広大な砂漠地帯を支配する二足歩行のトカゲのような外見をした種族です。
 基本的に人間族の敵で、今なお争いは続いています。
 
 刻まれし者となったラガルートは、一族から反逆者として扱われ、外の世界へと旅立つことになります。
 そこで、自らの過酷な運命を知ることになるのです。


 これで、半分の種族を紹介しました。
 次回は残る6種類の種族をご紹介します。