12月発売の新製品を年忘れコンにて……!?

F.E.A.R.新製品情報ー!
さてさて今月12月は、エンターブレインから2冊、ゲーム・フィールドから2冊の新刊が発売になります。

エンターブレインからは12月26日に、
『ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約② 流れる星の下に』
『ナイトウィザード The 3rd Edition ファンブック ディア・フレンド』
の2冊が発売。
ゲーム・フィールドからは12月下旬に、
『ゲーマーズ・フィールド 19th Season Vol.2』
『エイジ・オブ・ギャラクシー』
の2冊が発売になります。
『ナイトウィザード』関連の書籍が2冊に、最新スペースオペラRPGの『エイジ・オブ・ギャラクシー』と、この年末年始で読みふけるのにピッタリの本が揃っています。
『ディア・フレンド』は、見本誌も社内に届いており、来週の発売を待つばかりです!
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え? 「26日が待ちきれない」!? そんな貴方に朗報です!!!
12月23日開催の年忘れコンの物販にて『ディア・フレンド』先行発売が決定しました!
しかも、会場で販売される『ディア・フレンド』は、石田ヒロユキ先生のサイン&イラスト入りです!
イベントなどでもなかなかサインが手に入らない石田先生のサインを手に入れるチャンス!

さらにさらに『ゲーマーズ・フィールド 19th Season Vol.2』、『エイジ・オブ・ギャラクシー』の2冊も先行発売が決定しております。!
その他にもサプライズがある……かも!?? 是非とも会場でお確かめください。

年忘れコンの物販スペースは、セッションに参加していない方でもご利用いただけます。
いち早く新製品を手にしたい方、目にしたい方は会場へ遊びに来てくださいね。


※物販開場時間10:00~18:00となります。
※物販の開始時間は状況により遅れる場合がございます。予めご了承ください。
※商品には限りがあります。品切れの際はご容赦ください。
※先行発売のラインナップは予告無く変更される場合がございます。予めご了承ください。

『エイジ・オブ・ギャラクシー』のヒーローたち

AOG_rb_cover_out『エイジ・オブ・ギャラクシー』のPCはリテイナーと呼ばれるこの銀河のヒーローです。彼らは、艤装化した宇宙船を着こなし、星の加護と呼ばれる力を使うことができます。
 リテイナーはその職分や能力、種族などで、分けることができます。これをクラスと呼んでいます。『エイジ・オブ・ギャラクシー』では12種類のクラスを用意しています。これらのクラスから、最大3種類を選んで、キャラクターを作成します。この辺りは既存のSRS作品と同じですね。
 クラスは、キャラクターの役割を示す基本クラス、キャラクターの職業や特別な能力、社会的な立場などを示すサブクラス、そしてキャラクターが人類とは別の種族、あるいは地球人であるという種族クラスの3種類があります。

◆基本クラス
 基本クラスは次の3種類です。

探検家(エクスプローラー):新たなゲート航路を捜す開拓者にして、冒険者。
航宙士(アストロノーツ):ゲートを通じて星と星を結ぶ宇宙船乗り。
調停者(コンポーザー):交渉人や仲介者、仲買人など。他者を支援する力に長ける。

◆サブクラス
 サブクラスは、次の6種類になります。

星渡り(アウトロウ):惑星無宿の流れ者。国家や組織に縛られず、己の流儀を貫く者。
工作員(エージェント):組織の代行者として組織のために戦う者。
超能力者(エスパー):念動力やESPといったさまざまな超能力を持つ者。
守護剣士(クリスタルシンガー):宇宙海賊を狩り出す剣士。水晶共生体と呼ばれるレンズ状の生物を腕に埋め込んでいる。
強化人間(ブーステッドマン):さまざまな技術で肉体を強化した改造人間。
豪商(マーチャントプリンス):星系を代表するような大富豪あるいは、星々をまたに掛ける交易商人たち。

◆種族クラス
 既知宙域内に存在するさまざまな種族、『エイジ・オブ・ギャラクシー』では次の種族のキャラクターが作成可能です。ちなみに種族クラスを持たない場合は人間になります。

機械知性体(マシーナリー):自我と思考力を有するコンピュータ、超AIです。
地球人:人間ですが、地球出身者は特別な出生として別クラスになっています。凍結され、誰も触れることのできない地球の記憶、記録、情報を持っています。
知性強化動物(アップリフター):知性を強化した動物。犬や猫といった哺乳類が多いですが、水棲生物や昆虫、植物が知性強化されたという存在もいるようです。
知性強化動物(アップリフター)

■星の加護
 PCであるリテイナーはみずからの碑文字を持っています。碑文字は、リテイナーに“星の加護”と呼ばれる力を与えます。 星の加護にはそれぞれソル星系(太陽系)の惑星の名前が割り当てられています(この惑星の名前すら、失われた知識なのです)。
 星の加護はクラスごとに決まっています。対応は次のようになっています。

《火星》(マルス)
 大ダメージを与える加護です。戦闘の切り札として活躍するでしょう。
<探検家(エクスプローラー)>

《土星》(クロノス)
 他の星の加護を打ち消す加護です。リテイナーの敵であるクリーチャーも加護の力を持っています。この加護の使用は戦局を左右することになるでしょう。
<航宙士(アストロノーツ)>

《金星》(イシュタル)
 傷を癒し、死者すら蘇らせる強力な加護。『エイジ・オブ・ギャラクシー』の銀河でも死者蘇生は、神の領域です。
<調停者(コンポーザー)>

《木星》(ユピテル)
 木星の加護を得て、絶対的な成功を得る。どんなに不可能に見えることだって、彼らには不可能はありません。
<星渡り(アウトロウ)、守護剣士(クリスタルシンガー)、強化人間(ブーステッドマン)>

《水星》(ヘルメス)
 星の加護を再び使用可能にする。ひとつの“星の加護”はシナリオにつき1度しか使えません。そのルールをひっくり返し、再使用可能にする加護です。
<工作員(エージェント)、豪商(マーチャントプリンス>

《海王星》(ポセイドン)
 海王星の加護は、他者に不運を持ち込む力です。どんな達人でも、海王星の加護の前では素人のようなものです。
<超能力者(エスパー)、機械知性体(マシーナリー)>

《天王星》(ウラヌス)
 行為判定の結果を素晴らしいものに変える。知性強化動物は他者の強化にも優秀な力を発揮します。
<知性強化動物(アップリフター)>

《地球》(テラ)
 地球の加護は、奇跡を起こす力です。願いを叶える万能の力、地球。彼の地への帰還、それは人類の夢のひとつなのです。
<地球人>

次回予告
 来週はいよいよ『エイジ・オブ・ギャラクシー』発売になります。『エイジ・オブ・ギャラクシー』のサンプルキャラクターと世界を紹介していきます。

エイジ・オブ・ギャラクシー発売まで一週間!

12月、年末新商品としてゲーム・フィールドからに新しいスペースオペラRPGが登場します。

その名も「エイジ・オブ・ギャラクシー」、銀河大航海時代!
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『スターレジェント』(発売:エンターブレイン、現在はKADOKAWA)から10年。その後継作品がSRSを採用して登場です。

ゲーマーズフィールド 19th Season Vol.1で最終回を迎えた「スターレジェンド」サポート連載「ようこそ! 冒険の宇宙へ」でも書かれましたとおり、ついに資格者は地球を発見、冒険の宇宙は新たな段階に入りました。

その地球発見から約100年、碑文字を巡る資格者(PC)たちの新たな冒険が始まります。

■着る宇宙船?
『エイジ・オブ・ギャラクシー』のPCたちはひとり一隻の宇宙船を着込んでいます。今や、宇宙船は乗るだけでなく着るのが宇宙のトレンドです。その名も艤装化(イクイップメント)システム。
カバーイラスト中央の少女をご覧ください。彼女は古代地球文明の生き残り“機械知性体”(要は超AI)です。
巨大な砲塔をいくつも背負っていることがおわかりでしょう。こちら、艤装化された35.6cm口径(設定)の三連プラズマカノン砲を搭載したサジタリウス級打撃戦艦です。本来であれば200mを優に超える巨大な宇宙戦艦を亜空間フィールド内にたたみ込み、その砲、その重装甲を個人兵装として運用するという驚異のメカニズムです。
艤装のまま大気圏突入とか離脱も(かなり危険ですが)可能ですから、PCたちは宇宙も地上も自由自在に動けるのです。

■碑文字(ログ)
碑文字とは、宇宙に散らばった地球の情報です。それは地球にかつてあった事物や人物、そして歴史のイベント、伝説のアイテム、モンスター、そういった地球の記憶、歴史を記録したものなのです。
たとえば、†自由の女神†という碑文字があります。この碑文字のある惑星には、松明を掲げたポーズを取った美しい女神の像が昔からあるのですが、その由来や誰が作ったものなのかは誰にもわかっていません。
女神像の足下には、巨大な都市が形成されています。その名はネオニューヨーク市といいます。

■銀河大航海時代
地球発見により、星と星をつなぐゲートネットワーク(いわゆるワープ装置です)は、未知の領域へと繋がり、人類領域は大きく広がりました。未知のゲートへと漕ぎ出し、碑文字を回収してゲートネットワークを安定化させる資格者(PC)の役割が重要になっているのです。

■次回予告
週末には、続報をお知らせします。『エイジ・オブ・ギャラクシー』のクラスやそのクラスの持つ力、“星の加護”について紹介します。