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FEAROfficial について

こちらはTRPGの制作、出版を行っている(有)ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(F.E.A.R.)の公式ブログです。 TRPGとは、テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームの略称で、ゲームマスターと呼ばれる進行役と、複数人のプレイヤーがテーブルを囲み、会話と判定よって進行するアナログゲームのことです。 F.E.A.R.関連のイベントや弊社関連出版物の情報など、Twitterより詳細に、公式サイトよりはゆる~く、お届けしていきます。

『ひねもすTRPG用語集』
 連載開始!

ひねもすTRPG用語集


 TRPGファンの皆さん、そしてTRPGに興味のある皆さん、こんにちは!
 この記事『ひねもすTRPG用語集』は「TRPGに興味があるが、詳しいことはわからない」といった人たちのための記事です。四コマコミックと解説記事で、TRPGの様々な用語をわかりやすくお伝えしていきます。
 連載を追っていくうちに、いつの間にかTRPGの概念が頭に入ってくる――そんな記事を目指しています。
 なお、この『ひねもすTRPG用語集』は『ゲーマーズ・フィールド誌』に連載中の四コマコミック『ひねもすサイコロ日和』のキャラクターたちがナビゲートしてくれます。
『ひねもすサイコロ日和』はこちら↓で1~3話までを読むことができます。


『ひねもすサイコロ日和』 1話~3話

ひねもす01第1話

登場人物紹介

郡司良一 郡司良一
(ぐんじ・りょういち)
 TRPGの知識0のごく普通の高校生であった。が、筧たちの熱心な勧誘の結果、TRPG部に入部、セッションを楽しむようになる。
筧祐介 筧祐介
(かけい・ゆうすけ)
 TRPG部の部員。大変ノリのよい、TRPG部のムードメイカー。前向きにTRPGを遊ぼうと活動する。
泉真希 泉真希
(いずみ・まき)
 TRPG部の部員。心配性で、ついつい人に気を遣ってしまう女の子。ただ、キャラ同士の関係性の妄想に耽溺する癖がある。
小野秋成 小野秋成
(おの・あきなり)
 TRPG部の部員。通称アキ。とても面倒見がよく、GMを頼まれると断れないことがしばしば。苦労性でもある。
ひねもす02第2話
ひねもす03第3話

ひねもすTRPG用語集01 第1話:この用語集について

泉:4コマの方がちょっとグダグダ気味で終わったので、もう少し細かく説明しましょう。
筧:おう、頼むぜ泉。
郡司:……。
泉:この記事は、TRPGに興味を持っていて、「TRPGがどういうものか?」を知りたいという方のための用語集です。
小野:これからTRPGを始めたいと思っている友達に、ぜひ勧めてあげてほしい。
郡司:俺も初心者だから、こういうのがあると助かるかな。
筧:で、一口にTRPGといってもいっぱいあるんだよ。
泉:はい。そして、多種多様なTRPGの中には、様々な用語があり、それらすべてが万人に役にたつというわけではないんです。
郡司:だから“役に立つものもあれば、役に立たないものもある”ってことか。
小野:だが、筧。もう少し言い方ってものがあるだろう。
筧:そう? 俺としては明確さを心がけたつもりだけど。
郡司:……。
筧:ま、とにかく詳細はおいおい説明していくんで、連載の進展を待ってくれよな。
泉:というわけで、これから4コマコミック「ひねもすTRPG用語集」の連載が始まります。様々な内容について触れていきますので、役に立ちそうだな―――と思う部分をご利用ください。
一同:よろしくお願いしまーす!
次回の更新は3月26日の予定。ぜひご覧ください。

F.E.A.R.関連書籍、3月の新刊情報!

 3月は20日に発売となる『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ 東京アルティメット』を皮切りにして、F.E.A.R.関連書籍が次々と発売になります。
 今回は、今月発売となる計4冊の新刊情報をお伝えします!


東京アルティメット
『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ
 東京アルティメット』

著者:丹藤武敏/F.E.A.R.
イラスト:しのとうこ
発行:株式会社KADOKAWA 富士見書房BC
発売日:2015年03月20日
本体価格:1900円(+税)

 東京の地に降り立った最強のオーヴァード。未曾有の災厄を引き起こす危険性を有した彼に立ち向かうのは、立場も信条も異なる四人の男女だった——。
 東京中が戦場と化す「究極」のレネゲイド・ウォー、ここに勃発!


デーモンロード
『ナイトウィザード The3rd Edition サプリメント
 デーモンロード』

著者:菊池たけし/F.E.A.R.
イラスト:石田ヒロユキ
発行:株式会社KADOKAWA エンターブレインBC
発売日:2015年03月30日
本体価格:3000円(+税)

 侵魔の王たる存在、魔王。『デーモンロード』は、この魔王たちを紹介するサプリメントだ。
 魔王たちと契約することで強大な力を得ることができる新ルール“魔王印”の他、新たな特技や箒、そして記録者の新たなレコードなど、既存のクラスやキャラクターを強化・拡張するデータも追加している。


サイレント・デイ
『トワイライトガンスモーク リプレイ
 サイレント・デイ』

著者:すがのたすく/チーム・バレルロール
協力:F.E.A.R.
イラスト:すがのたすく
発行:株式会社KADOKAWA エンターブレインBC
発売日:2015年03月30日
本体価格:2200円(+税)

 荒野のシェルターに住んでいた少女、ナインは、ある日突然現れた謎の襲撃部隊に全てを奪われた。
 攫われた姉を救うため、生き残った少女は絢爛輝く輻輳都市スプロールへと向かう。渦巻くメガ・コーポの陰謀。しかしそれは、スプロールを恐怖に陥れるカウントダウンへの幕開けにすぎなかった?!


GF別冊29
『ゲーマーズ・フィールド別冊29
 トーキョーN◎VA 22nd Anniversary』

イラスト:弘司
発売日:2015年03月下旬
発行:(有)ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
本体価格:1500円(+税)

 今回のゲーマーズ・フィールド別冊のテーマは22周年を迎える『トーキョーN◎VA』。N◎VAにある新星帝都大学の高等部を舞台とした学園モノのリプレイが掲載される他、学園を舞台にして遊ぶための追加データ、シナリオを掲載。
 まるまるN◎VAづくしの1冊となっている。


第203回GFコン参加ありがとうございました。

 昨日の第203回ゲーマーズ・フィールドコンベンションへのご参加ありがとうございました。
 今回も沢山の方にご来場いただきました。
 特に後半周では、N◎VAのデザイナーである鈴吹太郎先生が久々にルーラーとして参加!
 希望者が多数となり急遽N◎VAの卓を追加。どちらの卓も、とても盛り上がっておりました。

 次の第204回ゲーマーズ・フィールドコンベンションは、4月19日に開催。
 204回は、再び菊池たけし先生が後半周のNW3卓のGMをやる予定です。
 お楽しみに!
 セッションへの参加はこちらよりお申し込みいただけます。


 それでは、今回もゲーマーズ・フィールドコンベンション参加のワンポイントを。
 今回は、初心者対応について。

 最近のGFコンでは申込用紙に初心者か否かについての質問を設けています。
 そう問われても、果たして自分が初心者かどうか答えるのが難しいという方もいらっしゃるかと思います。
 では、何を基準に回答すればいいのでしょう?
 この設問は、予め初心者が入ることをGMが知ることで、システムの説明をしたり、セッション中にルールのフォローをしたりなど、卓の運営をスムーズにするために確認をさせていただいています。
 ですから、「TRPGを遊ぶのは始めて」という方はもちろん該当するとして、「何度かTRPGは遊んだことがあるけれど、プレイにはまだ不安がある」という人も初心者であるとチェックしていただいて問題ありません。
 もちろん、初心者にチェックを入れていない人でも、セッション中に何か困ったことがあったら、卓のGMに相談してくださいね。

かわたな in 九州!


 時は、2015年5月2日~5日のゴールデンウィーク。
 田中信二が『トーキョーN◎VA』を片手に九州を縦断!!
 大分佐賀、そして鹿児島を巡る3連戦!(予定)。
 名付けて『九州縦断コンベンション』!!!


 弊社、“かわいそうな田中”=かわたなこと、田中信二が九州で開催されるコンベンションにゲスト参加いたします。
 詳細は下記をご参照ください。

『九州縦断コンベンション サイト』
http://90trpg.web.fc2.com/index.html

お近くの方も、そうでない方も、皆様、奮ってご参加ください!

【スターズエンド】新データ、新ルール

スターズエンド
 スペースオペラRPG『エイジ・オブ・ギャラクシー』最初のサプリメントである『スターズエンド』では、新しいサンプルキャラクター、新しいクラスに加え、既存のクラス向けのデータを用意しています。

■新クラス
『スターズエンド』では、6種類のクラスを追加しています。今回はその新クラスを中心に紹介していきます。

●芸術家(アーティスト)
 歌や踊り、絵画やさまざまな技芸で身を立てている人々を表わすクラスです。
 芸術家の中にはいわゆる旅芸人や吟遊詩人のように星々を渡って、創作活動を行なっている者もいます。超光速通信を持たない『エイジ・オブ・ギャラクシー』銀河の人々は他星系のニュースをリアルタイムで得ることはできません。その間隙を埋めるのが、旅する芸術家というわけです。
 芸術家の特技は、その芸を介して他者を支援し励ますものが多く用意されています。
◆月(アルテミス)
 芸術家の持つ星の加護は《月》です。他のキャラクターの魂を鼓舞して、追加の攻撃や移動などを行なえるようにする加護です。

●武芸者(アスリート)
 刀剣やブラスターのような個人武装を扱う達人戦闘者、それが武芸者です。艤装によって個人的な戦闘能力は宇宙船の力にも大きく依存するようになりました。しかし、宇宙は広いものです。この銀河には、生身で宇宙船と渡り合う無双の剣豪や戦闘者が存在しています。それが武芸者です。
 武芸者の特技は、個人武装を縦横無尽に操って、戦うものです。個人としての戦闘技芸において、武芸者を超える者はいないでしょう。
◆冥王星(ハデス)
 武芸者の持つ星の加護は《冥王星》です。肉を斬らせて骨を断つ、受けたダメージを敵手に返す加護です。

●指揮官(コマンダー)
 リーダーシップをとり、集団を指揮する者たち。それが指揮官です。彼らは仲間を率いて、戦場を駆け、敵を倒すために適切な指示を出す力を持つ戦術家です。
 指揮官の特技はまさにその名のとおり、戦場を支配し、仲間を助け、適切な攻撃を行なわせるものです。彼らは個人ではなく部隊、チームで戦います。
◆水星(ヘルメス)
 指揮官の持つ星の加護は《水星》です。星の加護の使用可能回数を追加する加護です。

●技術者(テクノロジスト)
 銀河にはさまざまな技術が存在しています。技術者の技術力と知識は銀河大航海時代の一般的な技術を遥かに超えています。ですが、それをさらに凌駕するのが地球の技術をはじめとした“失われた技術(ロストテクノロジー)”の数々です。技術者たちは銀河に点在するさまざまな技術やその産物から力を引き出すことができるのです。
 技術者の特技はアイテムを強化したり、宇宙船を強化するものが用意されています。
◆水星(ヘルメス)
 技術者の持つ星の加護は《水星》です。星の加護の使用可能回数を追加する加護です。

●呪紋使い(ルーンマスター)
 呪法教国の呪法のひとつ“呪紋”。それは力ある紋章を刻むことで、さまざまな力を付与するというものです。もちろん、ただ刻んだだけではそれは単なるオカルト的なマークでしかない。そこには呪法教国で学ぶ技術と知識が必要になります。呪紋使いは、そういった力と知識、技術を学んだ人々です。
◆小惑星帯(アステロイドベルト)
 呪紋使いの持つ星の加護は《小惑星帯》です。小惑星たちの力を借りて、敵を打ち倒す加護です。

●鬼人(ワンダラー)
 鬼人は、宇宙を放浪する傭兵種族です。彼らはその恵まれた体躯と膂力で、銀河で強力な存在として認識されています。
 鬼人たちは造物主(メイカー)と呼ばれる上位存在に戦闘ユニットとして創造されたと考えています。彼らが宇宙を放浪するのはその造物主の情報を求めてのことでもあるのです。
◆ほうき星
 鬼人の持つ星の加護は《ほうき星》です。敵の頭上に星を落す加護です。

■まとめ
 これらの新しいクラス、そして加護を持った資格者で銀河大航海時代(エイジ・オブ・ギャラクシー)に漕ぎ出そう。

スターズエンド発売

スターズエンド
 スペースオペラRPG『エイジ・オブ・ギャラクシー』のサプリメント第一弾『スターズエンド』が発売になりました。

 こちらリプレイ、新サンプルキャラクター、新クラス、追加特技、追加ルール、シナリオと内容は盛りだくさん。くわしくは商品紹介ページ( http://www.fear.co.jp/information/aog_sse_info.htm )を見てみてください。

 今回はリプレイ『アンドロメダへの帰還』を中心に解説していきたいと思います。
 この四人が辺境宇宙から現われた機械軍団と戦うことになります。

■新RPGにはリプレイ
 新作RPGである『エイジ・オブ・ギャラクシー』、ゲームシステムにはSRSを採用し、『アルシャードセイヴァーRPG』や『メタリックガーディアンRPG』をすでに遊んでおられる方には馴染み深いものでしょう。
 とはいうものの背景世界は、超未来の銀河大航海時代です。宇宙旅行が当たり前の世界、慣れ親しんだ現代社会の常識は通用したりしなかったりします。そこでリプレイです。物語を通じて、この『エイジ・オブ・ギャラクシー』の宇宙を知って欲しい、楽しんでいただきたいと思います。

 さてそのリプレイの主人公たちを紹介しましょう。

打撃戦艦を背負う地球人の少女、應治翡翠(おうじ・ひすい)
慶治翡翠
 地球の夢を見て、その力に目覚めた若き資格者。普通の家に生まれた少女、翡翠。しかし、彼女には隠された力があった。それは伝説の星“地球”の力。
 SF世界ですが、翡翠は現代社会に近いメンタリティを持った普通の少女(でした)。星間旅行が一般的になったといっても、毎日のように星の海を渡る人ばかりになったわけでもありません。大多数の人々は地に足を付けて、日々の生活を営んでいます。

合星国大統領剣術指南役、ジョージ・柳生(やぎゅう)
ジョージ柳生
 天に数多の剣術流派あれど、テラ柳生の前に敵はなし。そのテラ柳生のドラゴンスレイヤー、ジョージ!
 え~~、プレイヤーの言い出した設定なのですが、大統領およびその警護SP向けに剣術を教えているようです。ちなみにテラ柳生にはいくつか分派がありまして、そのうちのスペース柳生とは、激しく争っているとのことです。

機械知性体、ユウE002
ユウ・E002
 辺境警備隊のマスコット、ロボット隊員のユウ、辺境警備隊で生活面と情報面で助ける特務艦、ユウE002。イラストはその作業用端末(本体は宇宙船)です。
 辺境警備隊でマスコットロボットとして隊員たちの生活面のサポートをして、戦闘中は、戦術サポート、ダメージコントロールを担当しています。

應治翡翠に仕える、謎の異星人(知性強化動物)ウーピー。
ウーピー
 本体は不定形家生物で、イラストのようなヒョウのような異星生物の姿を好む。高い知性と超能力を有し、翡翠を選ばれた継承者として、主として活動している。
 A.E.ヴァン・ボークトのSF小説『宇宙船ビークル号の冒険』に登場した宇宙生物クァールを外見のイメージもととし、地球人の隔世遺伝者である翡翠を迎えに来た超能力者です。

 この立場や目的がばらばらな4人が以下にして出会い、未知の敵と戦っていくのか。
その活躍は、ぜひ『スターズエンド』をお読み下さい。

─── 銅大先生よりコメントを頂きました。
作者コメント:
 『スターズ・エンド』には、スペースオペラをより楽しむための仕掛けをたく
さん詰め込みました。宇宙でも肉弾戦で戦いたいという方にも、宇宙だから知恵
で戦いたいという方にも、宇宙だから自分は何もせずに仲間や執事に戦わせたい
という方にも、きっとご満足いただけるかと思います。
 また、掲載リプレイ『アンドロメダへの帰還』にはコラムとしてプレイに役立
つノウハウや情報をまとめてあります。ぜひご活用ください。
 碑文字と地球の復活は、皆さんの手に――皆さんのPCたる資格者の手に――
委ねられているのです。

202回GFコン参加ありがとうございました。

 昨日の第202回ゲーマーズ・フィールドコンベンションへのご参加ありがとうございました。
 沢山の方にご来場いただけました。セッションは楽しんでいただけたでしょうか?
 今回の後半周では、久々に菊池たけし先生がNW3卓にGMとして参加。
“噂のダイス目”を披露して、卓は大いに盛り上がっていたようです。

 次の第203回ゲーマーズ・フィールドコンベンションは、3月15日開催します。
 203回では、鈴吹太郎先生が後半周のTNX卓GMをやる予定なのでお楽しみに!
 セッションへの参加はこちらよりお申し込みいただけます。

 それでは、今回もゲーマーズ・フィールドコンベンション参加のワンポイントを。
 今回は、当日参加について。

 当日参加というのは、基本的に当日参加用の枠を設けているわけではありません。
 予約当選者の方がやむない理由により参加できない場合に、空いた卓へ参加できるというものです。
 前半周/後半周に参加してない人が優先となり、(それでも人数が多い場合はその場の抽選順に)空いている希望の卓へ参加することになります。
 もちろん、遊びたいシステムが必ずしも空いているわけではありませんし、(抽選順によっては)希望の卓が先に埋まってしまう場合があります。
 なので、基本的には予約申込での参加をお願いしています。

スターズ・エンド

 今回は今冬発売予定の『エイジ・オブ・ギャラクシー』のサプリメント『スターズ・エンド』を紹介します。

『エイジ・オブ・ギャラクシー』はスペースオペラのRPGです。宇宙が身近なものとなっている銀河大航海時代の世界観、ジャンルを遊ぶにはやはり“リプレイ”、ゲームの雰囲気、手続き、ルールの運用手引きとしてのリプレイは有効な手引きとなるでしょう。

 さらにクラスとサンプルキャラクターも追加されます。

鬼人の戦士 呪紋使いの少女

●鬼人の戦士(*)(イラスト左)
 鬼人としての恵まれた体躯、膂力から生み出される破壊力で戦う戦士。鬼人の多くは傭兵として各星系の紛争地域でみずからの腕を活かして戦っています。艤装化の発達による鬼人はより自由に各星系を巡り、みずからの腕を売っています。

●呪法使い(*)(イラスト右)
 呪法教国で伝えられている禁断の技(アート)、呪法はファンタジー小説やアニメの魔法や呪術、オカルトのように術者のアクションや呪文を通じて使われる不可思議な力です。この少女はみずからに刻まれた力ある紋様を利用して、呪法を用います。
※どちらもサンプルキャラクター名は仮のものです。

 追加クラスは、宇宙をまたに活動する旅人にしてエンターテイナーである芸人、孤剣一振りで銀河を渡り歩く“斬艦(奸)一刀”の武芸者、宇宙海賊から指揮官、技術者、呪紋使いそして鬼人という6種類が用意されています。
 もちろん、既存クラスにも特技が追加されます。

 さらに、宇宙船などのPCを強化するデータも用意しました。

 リプレイ、追加データ、シナリオというコンテンツを集め、読み物としてあるいはPCを強化するデータを一冊にまとめてお贈りします。
 それでは最後にリプレイ『アンドロメダへの帰還』のトレーラー(*)をどうぞ。
(*)トレーラー
 実際のセッションに使用した今回予告とは異なります。

■リプレイ・トレーラー
 星々の果てる、銀河辺境(リムワード)宙域。
 まだ開拓も進まない銀河系の最外縁部だ。
 所属不明の殺人機械軍団が、銀河と銀河のあいだに横たわる暗黒の大間隙(ギンヌンガ・ギャップ)より出現した。
 機械軍団は、銀河辺境の一角を支配し、人々をそこから排除していく。
 この脅威に対し合星国(ユナイテッドスターズ)も艦隊を銀河辺境へと派遣する。
 機械軍団の正体は? 銀河の果てで、何をなそうというのか?
 やがて明らかになる、機械軍団の正体と目的。
 このままでは、銀河系は未曾有の災禍に見舞われるだろう。
 彼らを止めることができるのは、四人のリテイナーだけ。
 星々の果て(スターズエンド)に浮かぶ赤色超巨星が決戦の舞台だ。

 エイジ・オブ・ギャラクシーリプレイ『アンドロメダへの帰還』
 銀河に、キミの碑文字(ログ)を刻め。

第201回GFコン参加ありがとうございました。

 昨日の第201回ゲーマーズ・フィールドコンベンションへのご参加ありがとうございました。
 お寒い中、沢山の方にご来場いただけました。セッションは楽しんでいただけたでしょうか?
 次の第202回ゲーマーズ・フィールドコンベンションは、2月15日開催です。
 セッションへの参加はこちらよりお申し込みいただけます。

 それでは、今回もゲーマーズ・フィールドコンベンション参加のワンポイントを。
 よくある質問のひとつ。持ち物などついて。

「コンベンションの参加にあたって、参加するゲームのルールブックは必須? 読み込んでルールを知ってる必要がある?」

 このような質問をよくいただきます。
 参加するセッションのルールブックは、運営側でご用意しておりますので、必須ではありません。
(もちろんご持参いただくのは大歓迎ですよ?)
 また、ルールを知らないゲームへのご参加も大歓迎です。
 困ったときには卓のGMがサポートいたしますのでご安心ください。

 では、何を持っていけばいいのか。
 まず、筆記用具はご用意いただけると助かります。シャープペンシルと消しゴムなど、書いたり消したりできるものが良いと思います。
 また、ゲームに使用するダイスは、貸し出すことも可能ですが、ここはやはりマイダイスの方が気合いが入るというもの!
 幸いコンベンションを主に開催しているのは、イエローサブマリン秋葉原RPGショップの店内なので、お気に入りのダイスを探して買ってしまうのもお勧めですよ?

聖諸侯国の騎士

『エイジ・オブ・ギャラクシー』を紹介する本記事、今回は銀河辺境方向に広がる文明圏“聖諸侯国”について紹介します。

●聖諸侯国
ir_kn_sam 聖諸侯国は、聖教信仰を中心とした封建制の国家群です。聖教教会が聖諸侯国内のゲートを管理しており、各星系における信仰の中心はゲートに存在します。教会の聖職者たちは世俗に関わることをよしとしませんので、居住空間からも離れたゲートという隔絶され、あらゆる勢力から不可侵となっている場所はうってつけと言えました。
 聖諸侯国は封建制を元にした社会制度となっています。星系を支配する領主たちを認めるのはゲートを管理する聖職者(司教位であることが多い)の役目となります。聖職者から破門を受けた者はゲートの通過を認められませんので、領主たちにとって聖職者との関係は非常に重要なわけです。このような事情から星系単位では、領主よりも上位の権威として聖職者が存在します。

●艦船を身にまとう騎士
 領主たちの元には騎士たちが集っています。この騎士階級の人々が艤装した艦を身にまとって戦うことになる。機士たちは鎧や馬具の代わりに先祖代々の戦闘艦を継承するのです。この辺り、機械化藩国と似ていると思われる方もいらっしゃるでしょう。
 それもその通りで、聖地である宇宙都市エクソダスから銀河核方向(コアワード)に宇宙怪獣を追ったのが機械化藩国の祖で、銀河辺境方向(リムワード)に進んだのが聖諸侯国の祖となったのです。ちなみに、聖諸侯国内での考え方の違いで分派した開拓者が銀河逆方向(バックスピンワード)に向かって行き、財閥連合ネビュラを構築しました。
 このように現在の銀河列強を語る上で、聖諸侯国は重要な位置を占めます。

●遍歴の騎士(エラントナイト)
 騎士は戦闘艦と共に、遍歴の旅に出ます。騎士階級にあっても、みずからの領地を持たない遍歴の騎士は、武者修行と称して(自分の領地を求めて)旅立つのです。あるいは聖地である地球への巡礼の旅にでる騎士(修道騎士)も多いようです。
 この旅を通じて、騎士たちはみずからの収めるべき領地を捜すことになります。冒険の結果として領地や姫の愛を得るという騎士物語の再現を狙っているのです。

●次回予告
 次回の更新では『エイジ・オブ・ギャラクシー』の新しい動きについてお知らせできればと思います。なお、更新は次週の金曜日(1/23日)を予定しております。