尚武の国の艦士たち

『エイジ・オブ・ギャラクシー』を紹介する本記事、今回は建国以来、宇宙怪獣と戦い続けている尚武の国“機械化藩国”について紹介します。

●機械化藩国
強弓の武人 銀河核方向(コワワード)に宇宙怪獣の勢力圏“ザ・ネスト”を持つ機械化藩国は、その建国以来、宇宙怪獣と戦い続けている尚武の国です。
 機械化藩国は、武人を上位とした身分社会を構成しています。この社会システムは星系を越えて機械化藩国全体で共通です。この武人の中でも、戦闘艦を艤装化して身につける“艦士”が最上級の身分であるとされます。さらに艦の戦闘能力や大きさも重要な要素です。藩主(*)ともなれば、巨大な宇宙戦艦や航宙母艦を艤装として持っていることを“求められます”。当然、どのくらい強力な艦艇を持っているか、がそのまま家格として通用しますので、小型艦しか持たない藩主は軽んじられる傾向があります。
 ちなみに、藩主たちをとりまとめるのが藩王です。藩王は、藩主を艦隊として運用する司令官というべき存在です。藩王と藩主はいわば封建制の関係にあり、星系という領土の保全を藩王は約束し、代わりに藩主からの忠誠を得るという形です。

(*)藩主
 藩(星系)を版図に収めている武人たちの王のこと。

●サイボーグサムライ
 機械化藩国の武人たちは、みずからの武を誇ることを好みます。かつては、その象徴のひとつがみずからの肉体に残るサイボーグ化手術でした。みずからの機械化された四肢や肉体を誇り、武勇談を披露する切っ掛けとするわけです。もっとも最近は艤装化システムや医療の発達により、重戦闘サイボーグではなくても高い戦闘能力を維持できるようになったため、相対的に艦を持つ艦士の社会的地位が極めて高い状態となっています。
 ちなみにPCは例外なく船を艤装できるので、機械化藩国内では尊重されます。個人戦闘能力が高さは無条件にリスペクトの対象となる世界なのです。

●宇宙怪獣狩り
 機械化藩国の武人たちの主な敵は長らくネストからやってくる宇宙怪獣でした。しかし、地球帰還からの100年で、宇宙怪獣の侵攻先はソル星系を含む、合星国領域となったのです。さて、外敵からの侵略が薄くなった機械化藩国では内戦が頻発するようになっています。これまで宇宙怪獣という共通の驚異の前に押さえられていた藩主同士の関係が争いに発展しているのです。藩主を統べる4人の藩王たちは、その火消しに躍起になっています。
 これがそのまま藩王同士の争いに発展する可能性もあり、戦国時代の幕開けというようなピリピリした空気が機械化藩国を包んでいます。

●次回予告
 次回は聖地と聖諸侯国を紹介します。

財閥連合ネビュラ

『エイジ・オブ・ギャラクシー』を紹介する本記事、今回は財閥連合ネビュラと、その財閥の支配を打ち破ろうとするレジスタンス活動について紹介します。

●財閥連合ネビュラ
銀河を征する列強国のひとつ財閥連合ネビュラはファイブシスターズという異名が示す通り、5つの財閥(血族によって支配、継承される企業体)によって支配されている星間国家です。
ネビュラは、利益追求型の社会で、経済力がおおよそすべての物のバロメータとして用いられています。
弱者は切り捨てられ、富める者はますます富み、貧者は生まれてから死ぬまで貧しいままという格差社会です。機械知性体の大胆な導入や、業務の無人化が進み、企業に所属(終身雇用)されている奴隷社員の数は増える一方です。
さて、そんな殺伐とした暗黒管理社会がネビュラの特徴です。このような世界になってしまったことの一因に財閥トップの多くが碑文字の巨大な力を悪用しているクリーチャーであるということがあげられます。
彼らはみずからを人を超えた超越者であると考え、人類を支配し、搾取する権利があると考えています。元々、ニューワールド星団は、聖諸侯国での宗教戦争から逃れた入植者によって開拓された場所であり、過度な宗教性を排除した結果、唯物主義的な考え方が強まり、その結果として経済が発展、今度は利益至上主義が席巻するという流れの中にあります。

●レジスタンス活動
レジスタンスの闘士 このネビュラにおける財閥の支配を打ち破ろうと、レジスタンス活動に身を投じる者がいます。ネビュラのほぼ全域で、こういったレジスタンス活動が行なわれており、大小さまざまな組織が存在します。平和的な活動から財閥に対するテロ攻撃を行なうテロリスト、レジスタンスを名目にしているだけの宇宙海賊までさまざまな考え方、手法で財閥と戦っているのです。
ネビュラでは、こういった集会の自由や結社の自由は厳しく制限されています。そして、財閥に加わっている企業のほぼすべてでは、財閥に対するサボタージュをテロ行為として認定し、厳しい摘発と弾圧を行なっています。

◆資格者
ネビュラでは、資格者は碑文字によって騒乱を起こす危険な特殊能力者というとらえ方がされており、うかつに資格者であることを明かすとその身に危険が及ぶことになるでしょう。さすがに資格者であること自体が犯罪とはされていませんが、何らかの口実を設けての逮捕や拘留の機会を狙ってきます。
資格者(PC)にとってネビュラの支配地や財閥の影響下にある場所は敵地であると、認識するべきでしょう。

●次回予告
次回は機械化藩国の武人を紹介します。

正義の担い手、連邦保安局

『エイジ・オブ・ギャラクシー』を紹介する本記事、今回はサンプルキャラクター“大統領特務官”と、広大な星間国家の治安を守る連邦保安官について紹介します。

●大統領特務官
大統領特務官 こちらのサンプルキャラクターは大統領特務官。合星国大統領のエージェントとして活動している資格者です。
 普段は開拓宙域の安定のために碑文字の回収やクリーチャー(碑文字によって変質した怪物)の起こした事件の収拾を担当しています。合星国は『エイジ・オブ・ギャラクシー』の主要な舞台となる開拓宙域を含んでいる星間国家で、いくつもの星系国家や惑星国家がそれぞれ国家としての自治権を持った連邦制を敷いています。
 各自治星系は大きな自治権をもっています。これにはいくつかの理由がありますが、もっとも大きいのが、連邦議会で決定されたことを通知、周知されるまでかなりの時間が掛かってしまうという点があります。
 つまり、星系や惑星で起こったさまざまな事件、問題の解決に連邦議会や議員を頼ることができないのです。逆に、連邦全体にかかわるような問題があったとして、持ち帰って、各星系や惑星国家の民意を問うようなこともできません。加盟している国家に強大な自治権が与えられているのと同じように、合星国大統領、そして連邦議会には極めて大きな権限と執行力が与えられています。その権限のひとつが治安維持組織である連邦保安局と大統領の職務代行者である大統領特務官です。
 特にクリーチャーをはじめとした碑文字に関連するトラブルは資格者という特別な才能を必要とするため、大統領特務官も資格者であることが多いようです(PCがその代表格といえるでしょう)。大統領特務官はその権限により連邦加盟国家での行動の自由が認められています。

●連邦保安官
 広大な星間国家の治安を守る治安維持組織、それが連邦保安局、その尖兵として犯罪者と対決する正義のヒーロー、それが連邦保安官です。
 開拓宙域では治安組織どころか行政機関すら未成熟という星が多く、みずからの身を守るのは自分とだけという状態であるのが普通です。
 そうした場所で、犯罪者を狩り出すのが連邦保安官の役割です。大統領特務官は、合星国連邦保安官を兼ねていることが多く(現地で犯罪者を捕縛する権限を持てることと、大統領特務官の身分を明かさずとも同等の行動の自由を得られます)、特務官としての任務が与えられていない場合は、保安官として開拓宙域を巡っている者も多いのです。
 連邦保安官は、開拓宙域におけるヒーローのひとりではあるのですが、本来的によそ者であり、その土地のルールや法をないがしろにして、土地の権力者にしたがわず、みずからの意思あるいは連邦政府とその法、そして大統領の命令で行動する連邦保安官を煙たがる現地政府や王侯貴族(連邦に所属する惑星国家には封建制や王制によって支配されている星もあるのです)も存在しています。
 いちいち、連邦政府や保安局におうかがいを立てていたら犯罪者に逃げられてしまいます。連邦保安官には、犯罪捜査に関する高度な権限を与えられています。それは少人数で活動することが多い資格者の強い後ろ盾となるでしょう。

●次回予告
 次回は財閥連合ネビュラと財閥の暗黒支配に抵抗するレジスタンスを紹介します。

銀河の吟遊詩人

『エイジ・オブ・ギャラクシー』を紹介する本記事、今回はサンプルキャラクター“星巡る吟遊詩人”と『エイジ・オブ・ギャラクシー』におけるマスコミについて紹介します。

●星巡る吟遊詩人
星巡る吟遊詩人 こちらのキャラクターですが、クラス構成は調停者/星渡り/超能力者となっています。星から星に渡り歩く放浪の吟遊詩人という設定です。彼女にとっては碑文字の回収も吟遊詩人としての物語の収集を兼ねてのことなのでしょう。
 調停者(コンポーザー)は他者の支援能力の高い基本クラス、星渡り(アウトロウ)は流れ者を表わすクラスだ。最後の超能力者(サイキック)は、念動力やESPといった超能力を持った者を表わしています。『エイジ・オブ・ギャラクシー』では超能力は宇宙時代に獲得された人間の新しい力のひとつと考えられています。

◆進化人間(エヴォリューター)
 過酷な宇宙開拓は人類に新たな力をもたらしました。宇宙空間や地球とは異なった環境下での適応や進化を遂げた人類が進化人間というカテゴリになります。
 超能力者は進化人間の一種です。人間の認識力では、亜光速で移動する宇宙船の進路上に存在する物体を“接近を検知してから”避けるのは不可能です。
 実際には、そういった物体を避けられる航宙士は確かに存在しました。彼らは予め知っていたのです。それはまさに超常能力といえるものでした。本来、生物の進化には、このようなパワーアップ的なものとは無縁のはずですが、実際には発生しているのです。これもまた碑文字が起こした影響であろうと考えられています(宇宙という環境がヒトを新たな存在に覚醒させるという伝説、物語、イメージはいくつもあります)。また、旧地球文明の生み出した遺失技術“進化ウィルス”の影響であるという説もあります。《知性強化動物:人類》が超能力者であるというわけです。

●語り部
『エイジ・オブ・ギャラクシー』の銀河には普遍的な技術としての超光速通信は存在しません。つまり、ゲート(星から星へ移動するワープ装置)を経由するような他の星系にはリアルタイムの通信は不可能です。その結果、他の星にニュースを伝達するもっとも速い方法は、直接ニュース情報を届けることになっています。
 もちろん、単なる情報や日常的な豆知識のようなニュースには星系を越える価値はないでしょう。逆に、物語や伝説、あるいはメロドラマやドキュメンタリー的なもの、何よりエンターテインメント性の高い、面白いものが価値を持つでしょう。
 つまり、銀河開拓時代は、吟遊詩人が再びマスコミュニケーションを担当する時代でもあるのです。
 リアルタイム性や真実よりもニュースに対する物語的脚色、語り手の解釈、翻訳が重要になります。自然、語り手である吟遊詩人の影響も強くなっていくことでしょう。よい反応を得られれば吟遊詩人のモチベーションも高まるでしょう。こうして、幾人ものヒーローが生まれ、彼ら打ち立てた伝説で銀河は彩られていくのです。その中にはあなたの作った物語もあるのかもしれません。

●次回予告
 次回はサンプルキャラクター大統領特務官と連邦保安局について紹介します。

『エイジ・オブ・ギャラクシー』発売

本日の更新は、サンプルキャラクター“猫の大富豪”と知性強化動物(アップリフター)を紹介します。

●猫の大富豪
知性強化動物(アップリフター) このサンプルキャラクターは、猫の知性強化動物です。調停者/豪商(マーチャントプリンス)/知性強化動物というクラス構成をしております。豪商というクラスはその名のとおり、宇宙商人を表わすクラスで、さまざまなことを経済力で解決するクラスとなります。具体的には財産ポイント(キャラクターの経済力、所持している現金などを示すポイント)を消費して使用する特技がいくつか設定されています。
 
▼財産ポイント
『エイジ・オブ・ギャラクシー』では、キャラクターの持っている現金や経済力を表わす数値として、財産ポイントというデータを使用します。
 情報を集める判定やアイテムが購入できたかどうかを決定する判定などで、財産ポイントを消費して、結果をよいものに変更できます。

●知性強化動物(アップリフター)
『エイジ・オブ・ギャラクシー』の遺失技術(ロストテクノロジー)のひとつに動植物に人間のような知性を与えるという生物改造技術がありました。
知性強化動物はその技術で、知性が発達し、そのような種族として定着した動物たちを表わす種族クラスです。
 サンプルキャラクターは知性強化猫のというわけです。『エイジ・オブ・ギャラクシー』に掲載されている知性強化生物には次のようなものがあります。

《知性強化:知性鼠(アルジャーノン)》
 ネズミやリスといったげっ歯類を知性強化した種族です。すばやい動きが特徴ですが、反面体力には不安があります。

《知性強化:怪鳥(クラマ)》
 鳥類を知性強化した種族です。すばやい動きで敵の先手を取ります。

《知性強化:猫(ケットシー)》
 ネコ科およびその近縁種の動物を知性強化した種です。童話でいうところの長靴を履いた猫ですね。

《知性強化:水棲(トリトン)》
 水棲生物の知性強化種です。有名なところではイルカやクジラ、そしてマグロやサメなどの知性強化動物が知られています。

《知性強化:犬狼(ハウンド)》
イヌ科およびその近縁種の知性強化した種族です。戦術的な動きに長けており、戦闘では先手を容易に得るでしょう。

《知性強化:猿類(フール)》
(ヒトを除く)霊長類の知性強化動物です。知性強化動物としては、もっともメジャーなもののひとつです。多種多様な類人猿の知性強化動物が存在します。

《知性強化:蛙類(ヘカト)》
両生類の知性強化動物です。固い意思を持つものが多いことで知られています。

《知性強化:熊(ホーカー)》
熊を知性強化した種族です。……大型ほ乳類も含めていいと思います。タフな外見に相応しい高い耐久力を持っています。

 今後のサプリメントやサポートでも続々と知性強化種族を増やしていきたいと考えています。皆さんも、欲しいタイプの知性強化動物などありましたら、『ゲーマーズフィールド』誌19thSeason Vol.2から新連載となっている。サポートページ「銀河系見聞録」への投稿をよろしくお願いします。

●次回予告
 次回は吟遊詩人と『エイジ・オブ・ギャラクシー』世界におけるマスコミュニケーションを紹介します。

『壊れた世界の聖約2』製品情報!! その2

 菊池たけしが贈る『ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約2 流れる星の下に』が12月26日に発売されます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4047301191/

 今回は、各PCの第2巻におけるみどころを紹介いたします。
 というわけで、PC四人のヴィジュアルをここに公開!
nw3rkt02_k
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
 レベルアップを遂げたこの四人が、いかなる活躍をするのか、まずはPC①の綾辻綯斗から解説していきましょう。

・綾辻綯斗
 前巻で、義妹の瑞穂やクラスメイトたちの日常をまもった綯斗君。
 さぞや勇者としての自覚も芽生えたか………

 ―――と思われるでしょうが(笑)。
 彼のもうひとつの属性、―――“脱ぎキャラ”属性が今巻でも炸裂します。
apron
 ………。
 男性キャラの裸エプロンとか、誰が喜ぶのか?
 プレイヤーの林先生は、なぜそんなに肌を見せることにこだわるのか?
 その理由は謎に包まれているのですが、ある意味、綯斗は変態チックなきくたけリプレイの主人公的伝統を受け継いでいると言えるのかもしれません。

 のっけから、こんな絵を見せてなんですが―――。

 そんな彼も今回は、巨大な試練にぶちあたります。
 超シリアスな展開が待ち受けているのです。
 その時、彼が選び取る道はいかなるものになるのか?
 ぜひ見届けてください。

・羽音々鈴夜
 前巻、劇的にファンブルを出しまくった彼女。
 今回は雪辱を期して、セッションにのぞみます。
 なにしろプレイヤーのみかき先生は、お祓いをし、幸運を呼ぶラピスラズリのブレスレットをつけてやってきました。
 ここまでしたリプレイプレイヤーがかつていたでしょうか?(笑)
 その結果は果たして………。

 ここでは、非常に偏ったダイス目でした………と申し上げさせていただきます。

 また、科学者の両親に育てられた彼女は、あまり社会になじみのない性格でした。
 仲間との冒険の中、友情が育まれたのか、綯斗のピンチに根性を見せるなど、人間的な成長もかいまみえます。
 そのあたりも、ぜひ楽しんでいただければ、と。

・香取巴
 大富豪の令嬢にして、強化人間の巴―――。
“パーフェクトヒロイン”というふたつ名を持つ、彼女は今回もパーフェクト。
 どこが―――といいますと、まあ上記の立ち絵をご覧ください。
 新装備である強化服・スターイーグルを装備したことにより、戦闘時にそのパーフェクトなボディラインが強調されることとなりました。
 やはり、強化人間がお色気担当なのは、緋室灯以来の伝統といえましょう(笑)。
 香取コンツェルンの財力を活かしたロールプレイは今回も健在。お金の力にものを言わせて、セッションを楽しく・有利に進める様子も見所のひとつです。

・アレクサンダー・リード(アレックス)
 アレックスは、魔王の力を借りて戦う落とし子にして、世界の守護者アンゼロットの命を受けて戦うウィザードであります。
 アンゼロットと魔王の間を、絶妙のバランス感覚でわたっていく魔術師の手腕は今回も見ていてハラハラします(笑)。
 年齢も彼ひとり高く、輝明学園では、綯斗たちのクラスの教師として赴任してきています。また、天文部の顧問としても活躍します。

 天文部の活動風景はこちら↓。
tenmon

 と、こんな四人は、本ブログで前回更新したとおり、アメリカ第七艦隊との共同作戦を展開したり、第一巻でその存在がほのめかされていた“黙示録の四騎士”の一柱との対決に臨むなど、大きな物語のうねりに直面することになります。
 そして、義妹の瑞穂を初めとする多くの人々を巻き込んだ、忌まわしい過去の事件―――そこに秘められた謎の深部へと踏み込んで行きます。

 佳境へと至る第二巻、ぜひご覧ください!

『壊れた世界の聖約2』の情報はwebラジオ『ふぃあ通』でも紹介しています。
興味のある方はぜひ。
 webラジオ:F.E.A.R.通アドレス
 http://www.fear.co.jp/radio/fearradio.htm

年忘れコンへのご参加ありがとうございました!

 12月23日に開催された年忘れコンに、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
 当日、イベントを盛り上げてくださった、セッションのゲームマスターの皆様、トークショーにご参加いただいたゲストの皆様にも、この場を借りてお礼申し上げます。

 さて、今回で通算200回目を迎えたゲーマーズ・フィールドコンベンションだったわけですが、セッションも、サイン会も、先行発売のあった物販も、外の寒さとは対照的に熱く盛り上がりました。
 トークショーでは、現在の新製品から、来年にむけてのお話まで(オフレコトークも含めて)、お楽しみいただけたのではないでしょうか?
 これから、300回、400回を目指して、頑張っていきたいと思います!

 そして、すでに来年1月開催の『第201回のゲーマーズ・フィールドコンベンション』の申込が開始されております。
 開催場所は、いつもの「イエローサブマリン秋葉原RPGショップ」。
 参加申込は、こちらからどうぞ!!


では、今回もゲーマーズ・フィールドコンベンションでよくあるご質問をひとつ。
「セッション当選のキャンセルについて」です。
 いざ、卓に当選したが、その日に急な用事が入ってどうしても来られない。そんなこともあるかもしれません。
 その場合は、それがわかった時点で問い合わせ先までお電話でもメールでもOKなのでお知らせください。
 また「キャンセルしたけど、急な予定が無くなって来ちゃいました!」といった場合でも、できるかぎりは対応いたします。
 ただし、参加受付時間までに受付が完了していない場合(遅刻)に関しては、キャンセル待ちの抽選が始まってしまいますので対応できなくなってしまいます。皆様、遅刻にはご注意くださいね。

『エイジ・オブ・ギャラクシー』到着

AOG_rb_cover_out 本日、『エイジ・オブ・ギャラクシー』が届きました。明日の年忘れコン(http://fear.co.jp/wordpress/?p=143)で先行発売されます。
 この年末年始はぜひ星の世界での冒険を楽しんでください。

 本日の更新はサンプルキャラクター“航路を開く者”、“遺失宇宙船のアバター”のご紹介です。カバーイラストでも存在感を示しているとおり、このふたりはサンプルキャラクターでも最初に紹介される『エイジ・オブ・ギャラクシー』の顔といえるキャラクターです。


●航路を開く者
sc01
 このサンプルキャラクターの少年が身につけている白い鎧が、艤装化された宇宙船です。この状態でも宇宙船としての機能は十分に果たしてくれます。彼の船は、ユニコーン級駆逐艦。敵艦に肉薄して、必殺の光子魚雷(フォトン・トーピドー)を叩き込むという接近戦を得意とする船です。
 クラスは探検家/星渡り/地球人、そう。このキャラクターは伝説の星“地球”の出身者なのです。地球は『エイジ・オブ・ギャラクシー』の銀河でも人類の発祥の地として知られていますが、現在は凍結され、侵入および連絡を取ることができない状態です。
 故郷である地球の復活のために碑文字を回収している冒険者、そんなイメージのキャラクターです。

●遺失宇宙船のアバター
sc02
 こちらの少女が身につけているのは、サジタリウス級打撃戦艦、大口径プラズマカノン砲4基12門の砲身がハリネズミのように飛び出しています。クラスは探検家/航宙士/機械知性体。機械知性体は、遺失技術(地球の旧文明で開発された超技術)のひとつである人格素子(ブレインチップ)を搭載した自我を持った機械生命体です。このキャラクターは宇宙船を制御するために作られた頭脳体という設定です。それが現代の戦艦に移植されているというわけです。
 重力アンカーで体を固定し、探査プローブを打ち上げて敵を確認しつつ砲撃を加えるという戦艦らしい戦い方を見せるキャラクターです。

次回予告
 次回もサンプルキャラクター、宇宙船を着た猫を紹介します。

ミライはわんにゃほー☆視聴PV

 12月26日発売の『ナイトウィザード The 3rd Edition ファンブック ディア・フレンド』。
 こちらに収録されている楽曲「ミライはわんにゃほー☆/五日市コロネ(CV.若林直美)」の視聴PVを、楽曲を提供いただいたProjection of zero colorさんが作成してくださいました!!
 是非ご視聴くださいませ!

『壊れた世界の聖約2』製品情報!! その1

菊池たけしが贈る『ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約2 流れる星の下に』が12月26日に発売されます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4047301191/

 本日はその見本誌が届いたので、軽く内容紹介をさせていただきます。
mihonshi_tes2

 前巻で、の義妹の瑞穂(みずほ)や、クラスメイトたちを、侵魔(エミュレイター)の魔手から護ることに成功した高校生ウィザード綾辻綯斗(あやつじ・ないと)。彼は仲間の羽音々鈴夜(はおとね・すずや)、香取巴(かとり・ともえ)、アレクサンダー・リードらとともに、取りもどした平穏な学園生活を満喫していた。
 しかし、それはかりそめの平和にすぎなかった。
 次なる侵魔の策動の舞台は洋上。
 太平洋を舞台に謎の船舶消失事件が続発していた。
 これを、侵魔に手による事件と断じた“世界の守護者”アンゼロットは、綯斗たちを指令をくだす。
 アメリカ第七艦隊と共同作戦を展開し、洋上の侵魔を撃滅せよ! と。
 果たして綯斗たちは、強大なる侵魔を撃破できるのか?

 ちなみに、ここで見本誌のオビを御覧ください。
obi_tes2
 果たして綯斗たちは、強大なる侵魔を撃破できる…………のか?

 乞うご期待!!

 余談ですが――。

 見本誌のカバーイラストの背景をご覧ください。
 こちらに戦艦のブリッジの影のようなものが描かれています
mihonshi_tes2

 これは、綯斗たちと共同作戦をとるアメリカの戦艦アイオワです。
 太平洋戦争で活躍したこの古強者の戦艦が、いかなる活躍をするのか?
 戦艦好きの菊池たけしによる、個人的なこだわりを楽しんでいただければ幸いです。

 『壊れた世界の聖約2』の情報はふぃあ通12月号でも紹介しています。
 興味のある方はぜひ。

『webラジオ ふぃあ通』
http://www.fear.co.jp/radio/fearradio.htm

 来週はさらに詳しい情報を公開します。
 お楽しみに!